2017年09月11日

【幼保無償化、20億円に、認可外は含まれないらしい】

【幼保無償化、20億円に、認可外は含まれないらしい】

今日は本会議3日目でした◎

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で、今日は3名の質問がありました。


  • 代表質問:日本共産党(大村洋子議員)

  • 個人質問:小室卓重(たかえ)議員

  • 個人質問:藤野英明議員


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今日も、理事者の答弁で気になったことを書いていきます




■その1:幼保無償化20億円に、認可外は含まれないらしい

金曜の本会議2日目のときにも「幼保って、認可も、認可外も、全部無償化して20億円なのか???」と疑問に思っていたのですが、やはりどこまでを含めるか、未定とのことでした。

幼稚園・保育園にあまり関わりがないかた向けにお伝えすると、幼稚園・保育園には、ごく大まかに申し上げて、認可・認可外の違いがあります。認可を受けた園は、国や自治体から助成される運営費もあり、お子さんを預けるかたが支払うお金(保育料)が安くすむ傾向にあります。

つまり、逆に言えば、「認可外の園は、少々高い」ことがあるわけで、そうなると「認可外を、この20億円という試算に含んでいるかどうか」というのは、かなり大きなポイントになってくるわけです。

仮に、認可外は含めない、となると「認可園に預けられず、けど働かなければいけないから、やむを得ず認可外の園に預けて働いているかた」が、ますます不公平な思いをします。もともと安い認可園が無料になり、やむを得ず高い保育料を払う人はなんも状況が変わらない、となるからです。

他にも、一時預かりというサービスがあったり、とにかく、「保育」について考えるとき、どこで線を引くのかで、かかるお金は大きく変わりますし、市民の満足度も変わります。

ただ、繰り返しますが、今はまだ何も決まってない段階です。

■その2:色々な「見直しをする」ことになると、市職員の仕事は当然、増える

横須賀市施設配置適正化計画、というものがあります。

建物はやがて古くなるし、建て替えや補修が必要になります。市の持っている建物の6割が、建ててから30年以上経っているそうなので、「どの建物を建て替えて、何を廃止するのか」いま決めておかないと近い将来大変なことになります。

…ということでつくられたのが、先に書いた施設配置適正化計画、というものです。

市長は、これも見直すということを明言されているのですが、当然そうすれば、見直しの作業が発生します。そして見直しは、一つの計画を見直すと、それに関わる別のものも見直さねば…となっていきます。

例えば今日の質問では「横須賀市公共施設等総合管理計画も同時に見直しが必要」と市長からお答えがありました。この計画は、建物以外の、道路や、上下水道なんかも含めて、今後いつ、どのくらいお金がかかりそうか見通したものなので、併せて見直す必要があります。




…今日で本会議での質疑が終わったので、いったん区切られ、この後は話し合う内容(議案といいます)が、「各委員会に付託」されます。

どういうことかというと、本会議は41名が出席して、市役所の各部長さんたちも出席します。そのまま全員で全部の議案を細かく議論すると、全くかかわりのない部長さんまで出席することになります。なので、専門分野ごとに4つの委員会に割り振って、もう少し深く議論することになります。

ということで、明後日9月13日は私の所属する都市・整備常任委員会が開かれます。

ではまた~

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