2026年09月01日
【除草剤は使わないで】(2026年9月1日都市整備常任委員会)
9月1日の都市整備常任委員会(分科会)で、「よこすか海岸通りリニューアル基本計画」に伴う歩行者利便増進道路制度(通称:ほこみち制度)の活用と、これに対応する「議案第88号 道路占用条例中改正について」の質疑を行いました。
■前提:本市では道路除草に除草剤を使用していません
現在、横須賀市では道路の除草作業において除草剤を散布せず、手作業や機械による刈り取り等で丁寧に維持管理を行っています。
薬剤を使用しない管理は、小さなお子さんや散歩中の犬、さらには周辺の環境にとっても安全で安心できる取り組みです。薬剤で除草する自治体もある中で、これは本市は誇れるポイントだと思っています。
■ ほこみち制度と「9割減免」のインセンティブ
よこすか海岸通りで、キッチンカーやオープンカフェ、ベンチなどを設置して日常的な賑わいを創出するため、「ほこみち制度」の導入を進めています。
今回の条例改正にあたり、事業者が占用区域だけでなく、「占用区域以外の前面道路の除草や清掃などの維持管理に協力する場合、道路占用料を9割減額する」というインセンティブが設けられることになりました。
■ 事業者による除草でも「除草剤を使用させない」よう要望
この減免制度自体は道路の美観も一緒に保つ良い仕組みですが、私としては懸念をつぶしておきたいとも思いました。
選定された民間事業者が「清掃・除草を行う」とした際、効率や手軽さを優先して安易に除草剤を散布してしまうリスクです。
海岸通りは多くの市民やこどもたち、ペットが散歩し、飲食も楽しむ賑わいの空間です。
そこで私から、
「せっかく市が除草剤を使わずに管理してきた実績があるのだから、選定された事業者が除草を行う際にも除草剤を使用させないよう、公募占用指針等のルールに盛り込むべきだ」 と質疑・要望を行いました。
■ 執行部より「同様の維持管理を求める」旨を了承
質疑に対し、市(建設部道路維持課)からは、 「市が行っている道路管理と同等の維持管理(除草剤を使用しない管理)を行っていただくよう進める」 との答弁があり、事業者の除草作業においても薬剤散布を行わせない方針が了承・確認されました。
新たな賑わい空間をつくる「ほこみち制度」の推進は大いに期待されるところですので、その運用にあたっては、市民の皆さんが安心して歩き、憩える環境を守ることも大切にせねばなりません。
今後策定される占用指針などの詳細も含め、安心・安全と賑わいが両立した魅力的な海岸通りとなるよう、引き続き注視・提案してまいります。