2019年05月06日

【インターン生ブログ】りんな vol.4

インターン生のブログです。りんなは高校生なので選挙運動に従事できませんが、一連の選挙を目の当たりにしての感想を記してくれました。

来年度から順次施行される次期学習指導要領においては、いわゆる「主権者教育」に関する内容が明記されています。「地方自治は民主主義の学校」(ジェームス・ブライス子爵)ともいわれますが、過去最低の投票率を記録してしまった今回の統一地方選にあたり、議員側の振り返りも重要と自戒しております。




こんにちは。インターンのりんなです。

2019年は4年に1度の統一地方選挙の年に当たり、横須賀市議会議員も選挙が行われました。

私は高校生のため、選挙活動には従事できません(公職選挙法で定められています)が、せっかくの機会でしたので、選挙にまつわる活動をいくつか見学させてもらいました。



選挙活動には、国が定めたたくさんのルールがあります。

例えば、選挙期間に配布するチラシには、市の証紙を必ず貼らなくてはいけません。

有権者の方に重要視している課題やそれに対する政策を知ってもらうために、計4000部のチラシに証紙を貼り、街頭配布していました。



それから、市で630箇所も設置される看板には、各候補者がポスターを貼らなくてはいけません。

その他、選挙カー(加藤さんは自家用車を選挙カーとして使用していました)で応援を呼びかけるうぐいす・駅立ちでのチラシ配りなど、候補者一人ではとても手が回りません。加藤さんの事務所には、後援会の方々や加藤さんが福島でやってきた復興支援団体「BridgeforFukushima」と繋がりのある方、大学生まで、幅広い層の方がお手伝いにいらしていました。



和気あいあいとした雰囲気で行われる選挙活動を見て感じたのは、政治に関わることの面白さです。

私はまだ選挙権がなく選挙活動に関わることはできませんが、間近で見学するだけでも横須賀市の一人として横須賀の未来を決める瞬間に立ち会っている感覚がありました。お手伝いの方に「ここがこうなったらもっと便利なのになあ・・」と思っていることを話すと、案外同じことを感じていたり、こうしたらどうだろうと新しいアイデアが浮かんだり。発信すると、それが発展して仲間が集まります。仲間が集まれば、より多くの人の意見として発信することができ、何か新しいことを始める原動力になり得ます。そうやって市民が身近なことから未来を考えることで、もっと魅力的な市になっていくのではないでしょうか。



私は、自分の意見が波及して変化をもたらすかもしれないと考えると、わくわくします。そのためにも、学生の立場から市政のお仕事を見学し、たくさん学び、考える時間を大切にしたいです。



りんな

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