2018年01月17日

beyond the borders

福島時代からお世話になっているかたに招かれて、とある集まりで、ビヨンドトゥモローの取り組みについて話を伺いました。

■ビヨンドトゥモロー http://beyond-tomorrow.org/

ビヨンドトゥモローは、困難な状況にある若者への返済不要な奨学金を支給したり、成長機会を提供したりする、2011年の東日本大震災をきっかけに始まった活動です。

【逆境は優れたリーダーを創る】を理念として掲げ、東北に限らず、全国の困難な状況にある若者をサポートしています。

■「逆境」を証明する


プロボノ(専門職に従事する人による、その専門性を活かしたボランティアのこと)でビヨンドトゥモローに関わる弁護士のかたが、「子どもたちが『逆境』にあることを証明する上で、法務面からサポートしています」とお話しされていたのが印象的でした。

言わずもがな、今日本の子どもが抱える「困難な状況」は、政府も、子どもの貧困に関する指標の見直しについて方向性を示しているように、見た目にわかりやすいものではありません。

http://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/chousa/h28_shihyou/pdf/shihyou_minaoshi.pdf

「逆境」に苦しむ子どもが、その「逆境」を証明するのは難しいので、「それ、君のせいじゃないよ。君は苦しまなくっていいんだよ」と気づいてあげられる存在と、「いいね、もっとやってみようよ」と傍で常にサポートし続けられる存在に、もっと多くの子が繋がれるように、がんばらねば。

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