2022年09月06日

【長坂緑地の意見募集の結果】(2022年9月1日 都市整備常任委員会)

【長坂緑地の意見募集の結果】(2022年9月1日 都市整備常任委員会)

 以前ブログにも書きました、【長坂緑地の使い方について市にご意見お寄せください!※今回は個人はNGだそうです】http://katoyusuke.net/2022/07/22/22072201/





の意見募集が終了しました。ご意見くださった皆様、ありがとうございました。タイミングが合わず、意見募集終了後に気づかれたかた、申し訳ありませんでした。

















 終了したので、すぐにでも意見募集結果を議会の場で確認したい加藤ゆうすけ。しかし私は総務常任委員。





 ということで、同会派の永井議員が都市整備常任委員なので、質疑をしていただきました。





■里山的環境に親しむ上での、ちょっと収穫祭で出すくらいの作物ならば作れるようになるかも?





 以前から、長坂緑地に行くたびに思っていたのが、「生態系の保全が最優先だけれど、もっといろんな人が里山に定期的に関わるきっかけとなるようなちょっとした仕掛けが何かできたら、こうした保全活動も、持続可能性が高まるのでは?」ということでした





 長坂緑地の保全活動は、比較的老若男女活動に関わっていてバランスがいいなぁと感じます。しかしそれでもやはり、主力は高齢のかた。





 また、私は別の竹林整備の団体にも所属させてもらっているのですが、そちらはさらに高齢。こうした、自然環境保全の活動という、本当に大切な部分を、ボランティアで楽しみながらやってくださる高齢の方は、とてもありがたいのですが、いつまでも頼り続けてもいられず、次世代を考えねばならない現実があります。





 なので、いますぐ自然環境保全のパートナーになることはできなくても、長坂緑地と親しんでいるうちに、好きになって、どれちょっと環境保全にも関わってみようかな、ああこれ楽しいな…という流れを生み出せたらいいのではないか、ということです。





 そして、そのうえで私は、「水が抜けてしまったり斜面の途中のかなり狭い面積しかない部分で、復田した田んぼとしては使うのが難しいところを、ほんの少し畑として使って、この作物を育てるためにいろんな人に関わってもらったらどうか」という意見を持っており、これを中心に問うてもらいました。





 今回、永井議員から、質疑していただいた結果、「毎年11月に開く収穫祭に使える作物であれば前向きに考えていきたい」と、前向きな答弁が得られました◎





■今後の長坂緑地の予定





 引き続き、里山的環境再生のための活動は行われていきます。





 さらに、これに加えて、今回の意見募集を踏まえて、





・9月~10月 : 長坂緑地の民官連携活用に向けた活動団体募集要項の公表、活動団体募集開始、現地見学会の開催、活動団体の選考





を行って、





・11月 : 活動団体の決定 





に至ります。ご関心のある団体のかたは、引き続き情報をチェックいただければと思います。





-----以下、永井議員の該当質疑部分---





【都市整備常任委員会 2022年9月1日】





■1 長坂緑地のゾーニング計画について (建設部自然環境共生課)





(1)意見募集の結果について





▽永井議員





長坂緑地官民連携活用にあたって、官民連携里山エリアの条件検討のため「長坂緑地民官連携活動団体募集方針(案)」に対する意見募集が8月12日まで実施されましたが、寄せられたご意見の件数、内容など、結果の概要をお聞かせください。





●自然環境共生課長





件数47件(=ご意見38件・ご質問9件)でした。今回は個人ではなく団体からのご意見をいただく形式でしたので、6団体からのご意見をいただきました。





主なご意見は、1点目は、今回の事業、募集する今後の目的は何なのか改めてはっきりさせてほしいというご意見がありました。これに対して私共の考え方は、平成25年から里山保全活動を実施しておりますが、最初から一貫して、この事業の目的は自然環境の再生と保全、さらにそれを活用した、活用者自身のためではなく再生された自然を広く市民へ還元することが目的ですよと明確にしたいと思います。今回頂いたご意見を基に、今月末から来月にかけて団体募集をしますが、ご意見を基に要領や方針を修正します。





 もう一つ、ご意見が多かったのが、私共の考えている行為制限を、もう少し何とかならないのかというご意見がございました。例えば、子どもたちが遊ぶ小屋を作れないかですとか、山で遊ぶ遊具を自作出来ないか、畑はだめなのか、などです。これらに対しては、基本的には、それぞれの法令、例えば建築基準法などの様々な基準が大前提となるのですが、可能であれば、安全性が第一で、法令順守したうえで、どういったことが可能か、今後、他都市事例をみながら考えたいと思います。





畑についてもご意見ありまして、水田はいいのになぜ畑はだめなのですかというご意見は数件ありました。これについては、当初より、自然環境の再生という意味で、水田はより多くの生き物をはぐくむ場であり、新たに発生する生物をはぐくみ、生物多様性に貢献する意味で、水田は非常に意味があるものとかんがえております。畑は、収穫物が目的であったり、専有的に育てるとなりますと、いわゆる都市公園は公益性が大切なので、特定の方のための畑は好ましくないです。





しかし、水田を中心とした活動は、イベントで毎年11月に収穫祭を開きますときに、餅つきをして、お米を炊いて、近くの皆さん・かつ同社の皆様に集まっていただいた際に、実際に例えば、お米だけではなくて、付随して、漬物とかお配りすることもあるのですが、そういうところに使えるものでしたら、水田に付随するものであれば、主たる目的から外れていませんので、前向きに考えていきたいなと。一部考え方を修正しながら今後につなげていきたいと思います。





●(2)より多くの人が関われる場にするための考えについて





▽永井議員





 ありがとうございます。今課長から、様々考えたいと、非常に期待が持てるご答弁だったと思います。長坂緑地の里山保全活動は、老若男女・市内外のかたが集う素晴らしい取り組みになっているなと感じます。実際に里山的環境、復田、田んぼのある風景は、里山という名前にふさわしい風景であって、竹林整備でまっすぐきれいに伸びた竹があって、以前はうっそうとした藪にしっかりと陽の光が入るようになって復活してきていると感じます。現在、コロナ禍で、屋内の閉鎖的環境が敬遠され、かつ首都圏近郊で出かけられる場所が見直される中で、首都圏近郊の自然環境が好評を博していると感じます。





 長坂緑地を、より多くの人が関われる場にすることで、将来にわたる保全活用につなげてはいかがでしょうか。





●自然環境共生課長





 いままさに委員おっしゃったとおり、今の活動を将来にわたって長く活動していきたい、広く多くのかたにお越しいただきたいと考えております。今回、広く意見募集しましたのは、この3月に長坂緑地を都市公園として公告しまして、ここでいったん仕切り直して、今までも活動してくださっているかたがいらっしゃいますけれど、新たにやりたいよと言う人にも来ていただきたいですし、もし手上げされる方が過去からの連続かもしれませんが、今後は、これを機会に、1年に1回なのか、ある程度これを後から知った方も含めて、一切これで今後だめよではなく、活動される方も募集していきたいですし、来ていただきたいと思っています。





●(3)一部を「収穫を主目的とはせず、里山的環境・生活に親しむきっかけとしての子育て世帯むけ体験農園」として、





▽永井議員





 先ほど、水田を中心とした里山再生事業は生態系にとっても望ましい環境であると。畑については、特定の人たちを利するような専有的な使い方になりがちなのでなかなか難しいけれども、そうではなくて、収穫を主目的としないで、収穫祭などのイベントなどに使える程度のものを、子育て世帯向けの体験農園ぐらいならばできる感覚なんでしょうか?





●自然環境共生課長





いまおっしゃった内容からすると、できそうかなという気がしますけれど、ちょっといまお伺いして、主たる活動者の方が、たとえば子育て世帯のあるグループに限定してしまうと、そういうことだとちょっと違う気はしますけれど、冒頭で申し上げた通り、自然環境の保全再生の水田づくりの一環としてつくるものならば、可能かなと思います。





なぜ畑で問題になるかと言うと、権利と収穫物の問題が出てしまう。水田の場合、コメ作りが目的ではない。もしそういうお声があれば、一切できませんということではなくて、どういうことであればできるのかとか、幅広い方にお使いいただけるものならば、可能かなと思います。





▽永井議員





 先ほどご答弁にありました通り、自然環境が一義的なもので、将来にわたりこういったものを残していくには、人の手が入らないとのこしていけないと思います。権利的なものと言うより、ボランティアなど、様々なかたの手を入れていただいて、最終的に自然環境保全につながるような、しかし、様々な、生態系を構成する昆虫、作物、動物、植物と触れ合いながら、なにか体験ができる場所、継続的に新しい人が来てくれる場所につながっていくように、検討を進めてほしいと思います





●自然環境共生課長  委員おっしゃるような目的で、前向きに考えられるものがあれば、ぜひお互い協力しながらできる方向で、前向きに検討できればと思います。


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