2019年07月30日
【うごく高校生 8月18日は「よこすか・ゆめ・みらい」@三浦学苑へぜひご参加を】
【うごく高校生 8月18日は「よこすか・ゆめ・みらい」@三浦学苑へぜひご参加を】
今日は高校について考える時間が長い一日でした。
午前中は、三浦学苑高等学校で実施された国際バカロレア研修「Language A Japanese その準備としての国語総合」に参加。私以外はほぼ学校の先生でした。
2020年度、三浦学苑は国際バカロレア(略:IB)コース新設を予定しています。国際バカロレアとは、国際バカロレア機構(本部:スイス)が提供する国際的な教育プログラムです。現在、三浦学苑は、国際バカロレアのうち、16-19歳(≒日本の高校生)を対象とするディプロマプログラムの認定候補校として準備を進めており、今回の研修もその一環でした。本市の教育の最前線をひた走る三浦学苑の取組みを、拝見するチャンスをいただいたというわけです。
国際バカロレアは、その目的を、「The International Baccalaureate® aims to develop inquiring, knowledgeable and caring young people who help to create a better and more peaceful world through intercultural understanding and respect.」(訳:国際バカロレアは、異文化への理解と尊重を通じ、より良い、より平和な世界を創ることに貢献する、探求心を持ち、知識豊富で、思いやりある若者の育成を目的としています。)としています。まだIBコースは始まっていませんが、すでに三浦学苑にはそんな高校生が育っています。
午後は、8月18日に【よこすか・ゆめ・みらい】というイベントを開催する三浦学苑の高校生を、市民活動サポートセンターと、どぶ板通り商店街振興組合の越川理事長のところへご案内。「横須賀」を大きなテーマとし、12の分野(教育、福祉、政治、人権etc…)にわかれ、各1時間×3回、対話しましょうというものすごい本気のイベントです。各分野を2人ずつ高校生が担当しており、日夜担当分野に関する知識を蓄え、人と交流し、準備を進める中で、私も少しだけお手伝い。8月18日、ぜひご参加ください。どなたでも参加できます。
https://sites.google.com/view/yokosuka-yume-mirai/
さらにそのあとは、先日のインターン生りんなの「外国人との共生について知りたい!」第2弾として、セリエ・コーポレーションの岡本社長訪問に同行しました。岡本社長は、少年院や刑務所を出た後居場所のない若者の更生支援にかかわる中で、定着率をいかに上げるかが課題としたうえで、「外国人がここに混ざったら、もっと雰囲気が良くなるのでは?」というひらめきから外国人研修生の受け入れを開始したそうです。これも詳しくはりんなのブログ(後日公開!)に譲りますが、今では1期生が、祖国への現地法人設立を目指すまでになったそうです。
「若者支援がすべての政策の出発点になりうる」ことは、当選させていただいたときからずっと申し上げていることですが、こうした「動く高校生」を前にすると、その思いがより強くなります。