2017年09月08日
【幼稚園保育園完全無償化、だいたい20億円。】
本会議2日目が終わりました◎
(いま矢印のところです↑)
本会議2日目は、「代表質問・個人質問」の日です。
9月4日の市長の「所信表明」に対して、各会派(無会派議員は個人)が質問をしていく日です。質問、といっても、「この事業の参加人数は何人ですか?」というようなものではありません。
- 政策提案 (例えば:海洋都市構想には研究機関との連携が欠かせないと思うが、市長の所見を問う。)
- 市役所追及 (例えば:福祉政策について内容が薄く、現場への理解が不足していると言わざるを得ないが、市長は如何お考えなのか)
という、市の大きな方向性について、市役所から答えを引き出していく場が、本会議なのです。
本日(9月8日)は、
- 自由民主党
- 無所属みらい ←加藤ゆうすけはここにいます
- 公明党
- 研政
- 市政同友会
の5会派が質問に立ちました。
■本日の理事者の答弁で気になったことを書いていく
「理事者の答弁」とは、要するに、市長とか教育長とか、市役所側から返ってきた答えのことです。
なお、この質問と答弁については、後日「会議録」として正式に公表されます。質問して→答弁を引き出して→会議録に残して→それをもとに市役所は動いていき→もし動かなければまた議会で質問して…というのが、ざっくりとした流れです。
で、本日の中で、気になった点が↓↓
■その1:幼稚園保育園の無償化は、完全無償化すればだいたい20億円くらいかかるらしい
→市長は、「段階的無償化」とおっしゃってるので、当然いきなり20億円/年 かかるわけではありませんが、ひとつ目安になる数字が出てきたのでメモです。なお、どうやって「段階的に」やっていくかの方法は、まだ決まっていないそうです。そして、「待機児童ゼロ」は「大前提」とのことです。
■その2:行財政改革では、少なくとも25億円くらいを目指すらしい
→横須賀市は「行政改革プラン」というのをつくって、毎年効果額をだしています(削減額じゃないですよ)。2015年度は24億円くらいだったので、それを意識されているのかな?と思います。おそらく。(ただ、この「効果額」の内訳についてはブログひと枠じゃ語りつくせぬ色々あるんで改めて、また。)
■その3:小児医療費助成を小6から中3に拡大し、所得制限を撤廃すると、予算的には2億6000万円/年 増えるらしい
→いま10億4387万円/年 の予算なので、13億円/年 くらいになりそうですね。
(引用:平成29年度2017年度予算の概要 90ページ)
他にも、各会派から様々な質問がありました。また、文字だけでは伝えきれない、議場の雰囲気なんかもあります。そういう部分含めて、ぜひお会いした際には、お話差し上げたいと思いますので、加藤ゆうすけは気軽にどこへでも伺います◎
追伸:
ブログは
「加藤ゆうすけという身近にいる人間が市議会議員になったので、これを機に少し議会について知ってみようか」
というかたを想定して書いていきます。なるべく言葉の意味などについても、触れていきたいと思いますので、わからないことはどうぞご連絡ください◎