なんどでも
チャレンジできるまち
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加藤ゆうすけと一緒に行政・政治を学びませんか?

Message
みなさんに伝えたいこと
『人づくりこそ、まちづくり』
ずっと住み続けたい横須賀をつくる

私の横須賀での政治活動の原点には、約5年に渡る福島での復興支援経験と、1年半の復興庁での行政経験があります。復興の過程で感じたのは、地域に暮らす人が自らの意志で動き出し、議論し、まちを動かすエネルギーの力強さ。さらにその過程には、必ず若い世代の姿がありました。これからの地域の担い手となる若者への支援は、必ず横須賀の未来の力につがります。立派な建物や道路ではなく、「人づくりへの集中投資」「人づくりこそ、まちづくり」の思いで、市政に取り組み続けます。

Policy
私の政策
  • 01
    なんどでもチャレンジできるまち
    なんどでもチャレンジできるまちとは、老若男女、いつでも何にでも取り組める、チャレンジすることが素晴らしいのだと称賛されるまちです。言い換えれば、「自分らしくあり続けられるまち」です。男なんだから、女なんだから、もう若くないんだから、こどもなんだから、障害者なんだから…と、レッテルを張られることなく、自分らしくあり続けられるまちです。
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  • 02
    地域で頑張る人が輝ける街
    地域で頑張る人が輝けるまちとは、率先して課題解決に取り組む人が応援されるまちです。横須賀のことは、横須賀の人が決める。国や県、誰かえらいひとにまかせっきりのまちづくりはやめて、地域のひとりひとりが、できることからやってみようと思えるまちをつくっていきたいのです。
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  • 03
    じぶんごと化できるまち
    じぶんごと化できるまちとは、他人事にしたり、見て見ぬふりをしないまちです。「自分には関係ないこと」と思わずに、少し立ち止まって、相手の立場になって考え、「これだったら私できるよ!」と、自分にできることを探してみる。そんな人がたくさんいるまちです。
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Blog
活動報告
日々の活動報告や生活に役立つ情報を発信しています
  • thumbnail for 【市長特別顧問というnewポスト】(2025年7月22日 臨時議会)

    25.07.22 Tue

    【市長特別顧問というnewポスト】(2025年7月22日 臨時議会)

    「市長特別顧問」は必要か?――議案第80号に反対した理由7月22日の7月臨時議会で、私たち会派「一市民」は、議案第80号「令和7年度横須賀市一般会計補正予算(第3号)」に反対しました。この議案は、副市長を退任される田中茂氏を「市長特別顧問」として新たに非常勤特別職に登用するための予算を含むものです。私たちが反対した理由は、個人の評価ではなく、制度としての妥当性と持続可能性に疑義があるからです。1.既に市長の周囲には多くの特別職が存在している市長のもとには、市長特命参与(構造改革担当・つなぐディレクター)、危機管理監、政策アドバイザーなど、すでに多くのサポート役が設置されています。これらの人件費だけでも年間2,000万円を超えており、さらに月額30万円をかけて新たなポストを設ける必要性について、市民への説明は十分とは言えません。2.「田中副市長のためのポスト」ではないか議案説明や市長答弁を通じて明らかになったのは、今回の市長特別顧問設置は「技術職の支援」以上に、「田中副市長だからお願いしたい」という“属人化”の要素が強いということです。上地市長自身も「田中副市長でなければならない理由がある」と明言しており、これは制度というよりも“人物に依存した配置”に他なりません。3.人材育成の失敗を制度で補うべきではない市長は「これからの4年間が集大成」と繰り返し述べていますが、その入口で「後継が育っていないから引き続きお願いしたい」と言わざるを得ない現実は、8年間の人材育成に課題があったことの裏返しではないでしょうか。組織の継続性は制度と人材の育成によって担保されるべきです。特定の個人がいないと回らない組織は、健全な自治体運営とは言えません。4.透明性とガバナンスにも懸念市長特別顧問は「市長への助言」が役割とされながらも、実際には現場の部長・課長と関わる機会が多く、意思決定の過程が不透明になる懸念があります。これまでも若手職員からは「自分たちの声が届きにくい」という声も寄せられており、モチベーションや信頼感の低下につながりかねません。5.今こそ、次代を育てるべき質疑では、堀議員から、過去に行われた市職員アンケートの結果を紹介しました。人材育成に対して「力を入れていると思わない」と回答した職員が過半数に上っていたものです。今必要なのは、個人に頼ることではなく、組織として育て、任せる文化を醸成することです。田中副市長のこれまでの貢献は疑いようがありません。特に本市のインフラ整備を支えてこられた技術系行政官出身のリーダーとして、その知見とネットワークは本市にとって大きな財産です。しかし、だからこそ「制度としてどうあるべきか」という視点をもって、本議案を判断する必要があると私たちは考えました。私たちは、健全で持続可能な行政運営を守るため、この議案に反対しました。
  • thumbnail for 【不適切な学童クラブへの補助金停止、市の「本気度」は?】(2025年6月定例議会 民生常任委員会)

    25.07.18 Fri

    【不適切な学童クラブへの補助金停止、市の「本気度」は?】(2025年6月定例議会 民生常任委員会)

    ごく一部、不適切な学童クラブが存在することで、横須賀市内のお子さんらが非常に危険な状況に置かれていることは、5月に記したブログで述べた通りです。参考【ごく一部の不適切な運営者のせいで、横須賀市の学童保育全体のイメージが低下するのは残念である】(2025年5月21日)https://www.katoyusuke.net/blog/20250521016月定例議会中、このことについて、民生常任委員会で質しました。(市長選挙を挟んでの報告で申し訳ありません)ーーーーーーーーーーーーーーーーーー■ 不適切クラブへの補助金停止、市の「本気度」は?今年3月定例議会にて、上地市長は「継続的に不適切な事案が発生するクラブ」には補助金の取り消しや不交付も検討するとの方針を表明していました。そこで今回私は、3か月経った今の具体的な進展を質問。これに対し市担当課長は「不交付の基準づくりを具体的に進めている」と答弁し、問題の学童クラブに対してはヒアリングと改善指導を行っているとしました。■ 新聞報道で明るみに出た「不適切な対応」5月の新聞報道では、問題の学童クラブにおいて、子ども同士のトラブルについて本人にも保護者にも聞き取りせず一方的に「相手の保護者にクレーム報告した」と通告保護者の目の前で大声で子どもを怒鳴る複数児童が同時に退所を余儀なくされるなどの深刻な状況が指摘されていました。市側もこれを「不適切な事案」と認め、改善指導の対象としていると答弁しましたが、「次やったら補助金停止」といった明確な対応までは至っていません。■ 保護者に他の選択肢はあるのか?私はさらに、「不適切なクラブに通わせざるを得ない地域では、他に選択肢がない」と問題提起しました。保護者が退所後に在宅勤務を余儀なくされる実例を記事を引用して取り上げ、本当に支援すべきは子どもとその家庭である点を指摘しました。市側は、今後可能であれば翌年度以降に不交付とするような対応の検討と、それに伴った新たなクラブ整備を検討していきたい旨を述べました。■ 「証拠の積み上げ」と「過去の検証」も必要さらに私は、3月議会での民生局長答弁「証拠を積み上げていく必要がある」に言及し、未来だけでなく、過去の相談・改善指導も含めて調査・記録すべきであることを強調しました。市もこれに応じ、「過去にすでに市に相談が寄せられていて、その事案に対してクラブに対して改善指導を行っているものについても、合わせて積み上げていきたいという風に思っています」と答えました。ーーー答弁書き起こしーーーー【書き起こし】2025年6月定例議会 民生常任委員会 6月3日 その他所管事項に関する質疑■1 不適切な事案が発生する放課後児童クラブへの対応について(福祉こども部)(1) 補助金の決定取り消しや不交付も視野に入れるとした上地市長の決意のその後について▽3月定例議会 よこすか未来会議 竹岡力議員の代表質問において、不適切な事案が発生する放課後児童クラブへの対応について質問があり、上地市長からの答弁として、「継続的に不適切な事案が発生するようなクラブについては、今後、補助金の決定取消しや不交付も視野に入れて対応を検討していく」とありました。これまでに見られなかった踏み込んだ答弁でした。 ごく一部の不適切な放課後児童クラブの存在によって市全体の放課後児童健全育成事業自体に疑義が呈されてしまう事態にならないようにしたいとの決意が見えたように感じられましたが、まずは、3か月が経過した現時点において、担当課として、具体的に何かなさったことがあれば、お聞かせください●担当課長3月議会で市長から補助金の取り消しや不交付を検討する方針が示されましたので、いま福祉こども部では決定取り消しとか不交付にするための基準の策定を具体に検討をすすめているところです。また、不適切な事案のクラブに対してはですね、訪問してヒアリング、それから改善指導などをこの間行ってまいりました。 ▽加藤ゆうすけ 5月21日に、新聞記事にて、放課後児童クラブ側の不適切な対応により、複数の児童がクラブ退所を余儀なくされた横須賀市の事例が紹介されていました[1]。課長のコメントも掲載されていましたので、ご承知のことと思います。 記事の中で紹介されていた事例で言えば、子ども同士のトラブルがあった際、子ども本人に聞き取りをせず、保護者の意向も確認をしないで、「先ほど、相手の保護者様にクレームをご報告致しました」と極めて雑な対応をしていたり、放課後児童クラブの代表者が大声で子どもを怒鳴っているところに保護者がお迎えに登場して「何事か」となっていたりと、複数の事例が重なっていました。そして、複数の児童が同じタイミングで退所を余儀なくされていることがわかります。 ここで伺いたいのですが、上地市長のおっしゃっていた「継続的に不適切な事案が発生するクラブ」という中での、「継続的に」の基準は、何ですか?●放課後児童対策担当課長 まず不適切な事案が発生した場合、当然ですがクラブに適切な対応ができるように市のほうで改善指導をしてまいります。継続的に という部分になりますと、改善指導をしたにもかかわらず改善が見られない、あるいは、いったん改善されたけれど一定期間内に再度不適切な事案が発生してしまう、こういったところを想定していますが、ではその期間であったり、どういう部分を見込む・見込まないについては、もう少し詳細な検討が必要だと思っておりますので、検討を進めてまいります。 ▽加藤ゆうすけ どのような期間内に、という部分も今後議論されると思うのですが、「不適切な事案」と市側が捉える基準はどのようなもので、それに照らした際に、今回の新聞記事で紹介されていた事案は「不適切な事案」にあたりますか? ●放課後児童対策担当課長 不適切な事案といったときには実際にはかなりいろいろな種類の事案が存在すると思いますが、基本的には法令、条例、それから補助金をだしているので交付要綱等に照らして適切な対応がとられていなければ不適切、そういったところが判断基準になります。 今回の事案については、一連のクラブの対応の中に不適切な点がありましたので、改善指導の対象とはなっています。 ▽加藤ゆうすけ 今回の対応は不適切な点があったよということで。 こちらは、改善指導に行かれた際に、平たく言って、次やったらアウトですよ、といったコミュニケーションはとっていらっしゃるのでしょうか? ●放課後児童対策担当課長 そうですね、今の時点では、不交付とか決定取り消しの基準が明確ではない状態なので、今の時点では次やったらアウトというような明確な指導、あの、当然ですけども、こういうのが続ようだと、という注意喚起はしていますけれど、基準に基づいた対応という形ではしてないのかなと認識しています。 ▽加藤ゆうすけ法令に則って明確にというところは大事だと思いますので、その対応は大事かなとは思っています。 (2)  不適切な事案が発生する放課後児童クラブに仕方なく通わせざるを得ない地域におけるその他の選択肢の用意について▽加藤ゆうすけ っして、市内の放課後児童クラブをめぐっては、2017年、補助金不正受給が発生し、クラブに対して700万円超全額返還を求める事態が発生しました。2018年には、別のクラブで「二度と学童に来るな」と事業主が暴言を吐いて、こどもの預かりを拒否する前代未聞の事件も発生しました。それらを受けて、市側としてもとても頑張ってくださってきているとは感じています。横須賀市学童保育連絡協議会のかたも、「監査を厳しくし、会計や保育の状況についてのヒアリングを進めるなど、市も努力している」と記事の中でも評価されていました。ただ、現実に、不適切な事案は、先ほど課長にお答えいただいた通り起きていて、それを受けて退所を余儀なくされる児童がでています。記事の中でも、「2月に退所し、仕事のピークに重なったが職場に無理を言ってテレワークで対応した」「『娘も私が仕事に行けないことを申し訳ないと思っている様子だった』と振り返る」と記事で紹介されており、深刻な状況ですよね。こちら、まさに記事中に課長のお言葉であったのが、「受け皿がないことが補助金停止の足かせになっていたが、今後は一歩踏み込んでやらねば」という部分について、不適切な事案が発生する放課後児童クラブに仕方なく通わせざるを得ない地域におけるその他の選択肢を用意していくことについて、どのように踏み込んでいきますか?●放課後児童対策担当課長 新聞記事を通じてというところになりますが、まずは大変な時期に大変な思いをされた保護者さんがいらっしゃること、学童を所管している課長として責任の一端を感じています。 現在、待機児童対策として新規クラブの整備を進めていて、毎年新たに待機児童が出てくるという地区がある中で、既存のクラブに対する他の選択肢として新しいクラブを整備するというところまでは、なかなか難しい状況なのかなという風には考えています。 なので、先ほど来の答弁になってしまいますが、今後不交付を決められるような基準において、可能であれば翌年度以降に不交付とするというようなことを取れるかどうか検討するとともに、それに伴った受け皿の整備というような形で、新たに検討していくのが望ましいのかなと、今の時点では考えています。 ▽加藤ゆうすけまあそうですよね、当該年度、即時というのは、かなり行政手続き的には、かなりレベルの高いものだと思いますので、可能であれば翌年度以降に不交付というのは、現実的な対応かなと思います。 (3) 3月定例議会での平澤民生局長「私たちもある程度証拠のようなものを積み上げてやっていかなければいけない部分もある」との答弁を受けての課のその後の動きについて▽加藤ゆうすけ そして、3月定例議会 代表質問での質疑にもどりますが、民生局長からは、「私たちもある程度証拠のようなものを積み上げてやっていかなければいけない部分もある」という答弁もいただいておりました。その際に局長ご自身もおっしゃってましたが、補助金の交付決定取り消しなどの不利益処分に際しては[2]、かなりシビアな交渉ごとになるというのは私も間違いないと思います。法令に則って、不利益処分と同時に理由を事業者に示さねばなりませんし、聴聞や弁明の機会を設ける必要もあります[3] そういうことを踏まえたうえで、証拠の積み上げは行っているのでしょうか? ●放課後児童対策担当課長 まず今回の事案につきましては、クラブに対して先ほど申し上げましたがヒアリングを行って、実態を確認して、すでに改善指導をおこなっています。 今後は、クラブにおいて適切な改善がなされ、またその状態が継続されているかというのが、改善の見込みがあるかないかの判断基準になってくると思いますので、まずそういった意味で、今回の事案というのを積み上げているのかなと思います。 ▽加藤ゆうすけ これで最後にするんですが、私は、この「継続的に不適切な事案が発生するようなクラブ」については、これは考え方としてですけれど、「不適切な事案」が一回でも発生したらもうアウトだとおもっています。傷つく子どもはゼロで当たり前の世界であってほしいですし、何人も退所している時点ですでに異常事態ですし、何も起きていないわけがないので、それはこの年の春に始まった話ではないはずなんですよね。だとすると、「証拠の積み上げ」は、今ここ時点から未来方向への積み上げだけではなくて、きちんと、過去もさかのぼって、そのクラブについてこれまでどういう相談が課に寄せられていたかという部分については、課長ご自身が一番悩みながらお受け止めになっているはずですから、ぜひですね、過去方向にもしっかりさかのぼって調べたうえでこれからの積み上げというのもやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか? ●放課後児童対策担当課長 過去にすでに市に相談が寄せられていて、その事案に対してクラブに対して改善指導を行っているものについても、合わせて積み上げていきたいという風に思っています  [1] https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/education/100078/ [2] https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/kanri/tetsuzukihou/gaiyou.html[3] 行政手続法第12条、第13条、第14条 https://laws.e-gov.go.jp/law/405AC0000000088 
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    25.07.12 Sat

    【ねこ】(2025年7月12日 市内見学)

    KAWABATA横須賀三浦どうぶつ医療センターで開催された、保護猫譲渡会を見学させていただきました。開催地は同院ですが、これは複数の団体によって共催される取り組みです。個人あるいは小規模な保護猫活動団体の場合、定期的な譲渡会を開催することが困難であるため、このように同院が場所を提供し、共催しているという形です。獣医師で同院代表取締役の川畑先生(大学の先輩なので普段は川畑先輩とお呼びしています)からお誘いいただき、見学の機会をいただきました。正確には、「手伝いに来てみたら?」とお誘いいただき、お邪魔したものの、譲渡会主催の皆さんが素早くご準備されていたので、私は立っているだけで見学させてもらってしまった…という形です。ただ、立っていただけなわけでは無く、たくさんの学びと宿題をいただきました。元々、選挙で私が掲げて当選させていただいた項目のなかで、動物とともにある暮らしについて述べています。今回の譲渡会では、保護猫活動をめぐる様々な状況を伺うことができました。目の前の猫を放っておけず、費用持ち出しの状態で始めたこと保護活動を行っても、去勢手術を理想のペースではなかなかお願いできないこと空き家やごみ屋敷の増加は、野生動物の住処の増加にもつながり、猫も増えやすいことそして何より、動物をめぐる課題について考えるときにいつも行き当たる、結局これは人間の問題であって、悪いのは動物ではないということを痛感しました。どうしても、動物をめぐる課題を提起しても、「まず人間が優先!」となりがちです。少なくとも、いままでの、災害時のペットをめぐる質疑を市と行う中では、その傾向が強かったです。ただ、動物とともにある暮らしを大切に思う人たちにとって、動物のことを真剣に考えることは、人間のことを真剣に考えることに直結しています。私財を投げうって地域の猫のことを思う方々は、猫の一生だけではなく、地域の人の生活のことも思いながら活動をしています。多頭飼育崩壊を起こしている人に対して、根気強く向き合う姿は、福祉そのものです。住民福祉の増進に、動物のことを真剣に考えることは、十分に含まれると私は思います。また、「災害があっても、この子(犬や猫)がいるから、避難はしない」とおっしゃる人に私はたくさん出会います。そうした人たちも含めて救うことは、行政として考えるべきことであると、私は思います。
  • thumbnail for 【「自主返納」は禁止された政治家の寄付行為買収行為に当たるか?】(2025年7月2日 本会議 報告)

    25.07.04 Fri

    【「自主返納」は禁止された政治家の寄付行為買収行為に当たるか?】(2025年7月2日 本会議 報告)

    7月2日 臨時議会を開会し、議案第77号 常勤特別職員給与臨時特例条例制定について を審査しました。前回のブログでは、質疑の前提となる、上地市長の交通法規違反について記しました:■参考 https://www.katoyusuke.net/blog/25070301今回は、前提を受けて、議案第77号に関する市長との質疑で何を問うたのか、そしてその結果はどうだったのかをお伝えします。🔍【加藤ゆうすけの質疑のポイント】🧭1.「自主返納」の言葉選びの違法性疑い――法的根拠の不在私たち会派「一市民」が問題視した最大のポイントは、上地市長が記者会見やSNSで使った「自主返納」という言葉です。市長給与は条例で定められており、市長の一存で減額できるものではありません。ましてや、「返納」という日本語は、一度受け取ったものを返すことを意味すると受け取るのが自然です。政治家が、寄付や買収が厳しく禁じられているにも関わらず、「自主返納」という言葉を使った市長に対して、「市議経験もある上地市長が知らなかったはずがない」と厳しく追及しました。👉【ポイント】 「政治的アピール」を意図したパフォーマンスではないか?と疑念を呈し、市民への誤解を生むリスクを明示。🧭2.なぜ3か月?――期間と金額の合理性を問う減額期間が「7~9月の3か月」とされていることについて、「なぜ3か月なのか」という基準を問いました。また、「3か月分全額」=約343万円とした合理性はあるのかを問いました。 市民の信頼を回復する手段として、納得するに足る理由はあるのか、数値の根拠が欠けているのではないかと問いました。👉【ポイント】 条例案における“真摯さの演出”が自己都合的で、かつ根拠薄弱なのではないか。🧭3.なぜ市役所にも議会にも黙って「返納」を表明?事件発生後の記者取材や会見で、議会にも市役所にも何の説明もなかった事実が判明しました。これを取り上げ、「なぜ一言の相談もなく“自主返納”と表明したのか」と質しました。👉【ポイント】 公的手続きを軽視する姿勢、独善性、市長の統治姿勢を批判。🧭4.市役所(秘書課)には報告せず、選挙「陣営」には相談?――責任の所在の曖昧さ記者会見での市長の「秘書課には言っていないが、『陣営』の3人には話した」という発言を根拠に、公務より選挙対策を優先していたのではとの疑念を提起しました。👉【ポイント】 市政よりも選挙を優先し、説明責任をないがしろにした政治姿勢に踏み込んだ批判。🧭5.処分決定後の今後の市政運営は?――責任回避を許さない記者会見で市長が「書類送検されたら対応はまた別に考える」と発言した点について、具体的に何を考えているのかを追及しました。 事件の重みを認識しているのか、市民にどう説明責任を果たすのかを問い直しました。👉【ポイント】 市民の信頼回復は、給与3か月分の減額で果たされるのかを問う。✒️まとめ:違法性疑いのある手続き、ならびに条例議案の「パフォーマンス化」への批判今回の質疑は、単なる「3か月の給与減額」という形式だけで幕引きを許さず、「自主返納」の持つ違法性疑いの自覚の有無説明責任の欠如市政への影響の軽視公私の優先順位の取り違えを明らかにし、「市長にふさわしい責任の取り方とは何か」を問う構成としました。■■■ーーーーーーそして、質疑の結果、明らかとなった問題点は、主に以下の5つです。⚠️■上地市長の答弁に見る5つの問題点🟥1.「自主返納」発言の法的ごまかし上地市長は、違法性がある可能性を自認しつつも、「あくまで私の思いをお伝えるために使った表現」と繰り返しました。しかし、選挙期間中に「給与を自主返納する」とSNSや記者会見で明言した事実は、公職選挙法199条・221条に抵触する可能性(買収や寄付の申し出)議会を経ずに返納を示唆したことによる混乱を引き起こしており、「表現の問題」で片づけられる話ではありません。✅【問題点】「思いだからセーフ」という姿勢で、違法性の疑いがある選挙中の発言を撤回せず放置している。🟥2.責任の「根拠」があいまいな給与減額3ヶ月の給与減額について、「客観的、合理的ってのはどういう説明があるのかよくわからない」「私の思いを伝えるにはこの金額が客観的、合理的」と語った上地市長です。しかし、他自治体との比較なし有識者会議(報酬等審議会)にも諮問なし客観的な根拠ゼロ市民から見れば、「どんな思いで?」「なぜ3ヶ月?」が不透明なまま「自分で決めたから」という一点張りでした。✅【問題点】政治家の「自己判断」がそのまま給与に反映されており、公的予算の扱いとして不適切。「減らすからいいだろ」という話ではない。🟥3.秘書課への未報告、市役所軽視の姿勢交通法規違反の発覚(6月14日朝)から記者会見の翌日(6月18日)まで秘書課に連絡しなかったことが判明一方で、選挙陣営の「3人」には事前に相談済みだったと答弁。✅【問題点】市政の運営主体としての市役所を軽視し、「選挙陣営」にだけ情報を共有していた市民不在の危機対応🟥4.事実認識すら混乱 ~違反内容を誤って説明~当初「特定の時間は一方通行となる標識を見落として進入」としていた交通違反の説明が、実際は「指定方向外通行禁止」の標識違反だった(そもそも逆側から進入できない一方通行)記者会見では「いつも通っていた道」と説明しながら、本会議では「初めて通った」とあいまいな発言✅【問題点】違反内容の事実認識すら曖昧なまま謝罪と責任論が展開されており、信頼性を欠く🟥5.市長の責任感の根拠が「思い」に終始終始「思い」「気持ち」「猛省」といった曖昧な言葉で説明し続けた上地市長。「給料を減らすことで信頼を回復したい」と繰り返すが、違法性が指摘された表現は撤回せず、本議案=「自主返納」であると強弁。「市民の皆様からの信頼回復に努めたい」と言いながら、毎日新聞の追及で焦って仕方なく記者会見を開いたのではないとの説明は変えず。選挙告示から公表までの遅れについて「悩んでいた」とするだけで明確な理由は無し。✅【問題点】制度や法令に基づかず、勢いと雰囲気で押し切る“気持ち優先”の政治運営で、市民の信頼回復とは逆行している。この質疑のあと、総務常任委員会での会派「一市民」堀りょういち議員の質疑を経たのち、再開した本会議で会派「一市民」天白牧夫議員から「法令上も額面上も疑問の残る本議案は否決すべき」と反対討論を行いましたが、あえなく本議案が可決されてしまったことは、昨日のブログでお伝えした通りです。■今後のことについてーー本議案の可決を以て、上地市長の交通違反への責任が解消されたわけではありません。申し上げるまでもなく、警察の捜査の結果がまだ出ておりません。上地市長に下される行政処分・刑事処分がどのようなものになるのか。そしてそれは果たして市民に公表されるのか。わかりません。さらに、今回私たちが一番問題視している「自主返納」が、法的にどのように取り扱われるのかは、必ずしも明らかではありません。議場は法廷ではありません。我々議員は、法令(条例など)を作ることはできますが、使うこと(弁護士)や裁くこと(裁判官)はできません。今回の質疑においても、きわめて抑制的に判断し、それでも指摘しうる内容で構成しました。他にも、議会で取り上げるべきではないが、市民から関心が寄せられている点としては、・選挙の前日の朝7時に、よりによって現職の市長本人が、一人で自分で運転して出かける「整体」とは何なのか?・真っ先に相談した「陣営」の「3人」とは誰なのか?何を相談したのか?なども、残されています。引き続き、確認し、必要に応じて質疑していきます。ーーーーー全文書き起こしーーーーーー目次―――▽▽▽1問目 加藤ゆうすけ 質問▽▽▽――――――■■■1問目 上地市長 答弁■■■―――――■■■2問目:一問一答形式での質疑部分■■■――■■■本議案=「自主返納」なのか?――――――――■■■交通法規違反の事実関係の把握―――――■■■法令違反への処分状況について――――――■■■「自主返納」について―――――■■■秘書課に連絡をしなかったことーーーーーーー■■■相談した「陣営」とはーーーーーーーーー■■■違法性疑いのある本議案の取り下げについて――――――――――――――▽▽▽1問目 加藤ゆうすけ 質問▽▽▽――― 一市民の加藤ゆうすけです。発言通告に従い、議長の許可を得て、議案第77号常勤特別職員給与臨時特例条例制定について、市長に質疑します。 本条例議案提出の理由について本条例議案は、上地市長が横須賀市長選挙期間中に述べた「自主返納」を指すのか。 まず、本条例制定の前提について、伺います。本条例は、市長給与を7月・8月・9月の3か月分、全額を減額するものでありますが、これは、上地市長が横須賀市長選挙期間中に述べた「自主返納」を指すのでしょうか 減額するに至った理由について、特に、なぜ3か月なのかも含めて、客観的かつ合理的理由はあるのか。 また、減額するに至った理由について、特に、なぜ3か月なのかも含めて、客観的かつ合理的理由があるのでしょうか。お聞かせください 本条例の失効は、減額のための臨時特例条例案を提出するに至った理由・原因の解決・解消を即ち意味するのか そして、本条例は本年9月30日限りで効力を失いますが、減額のための臨時特例条例案を提出するに至った理由・原因は、本条例の失効ともに解決・解消すると上地市長はお考えなのでしょうか。伺います 本条例議案提出の理由に関連する事象について 続いて、本条例議案が上地市長が横須賀市長選挙期間中に述べた「自主返納」を指すものと仮定して質問します。 なお、本条例議案の提出に際し、何ら背景の情報が知らされぬままに、議案として提出されておるため、本条例制定の理由に関連する事象と仮定したうえで、議案提出が決まった6月30日時点で知りえた情報を踏まえ作成した発言通告に従って、上地市長に質問します。知りえた情報を、添付資料に掲載しておりますのであわせてごらんください。 給与の3か月分全額を「自主返納」と表現したことについて まず、給与の3か月分全額を「自主返納」と表現したことについて伺います。 毎日新聞の報道によると、上地市長は、6月16日夕方、毎日新聞の電話取材に対し「道路に間違えて入ってしまい、警察の取り締まりにあった。自賠責保険切れは、車が妻名義なので知らない」と話していたとされています。  そして、上地市長は、毎日新聞の電話取材が行われた約6時間後の2025年6月16日23:30、自身のSNS上で、「市民の皆様、ならびに関係者の皆様へ 交通法規違反に関するご報告とお詫び」と題した文書を公開し、同年6月14日朝8時頃、横須賀市船越町1丁目の市道において、自身が運転する自家用車が、一方通行の道に進入し、交通反則切符の交付を受けたこと、さらに「同日の警察からの連絡により、当該車両の自動車検査証(車検)ならびに自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の有効期限が切れていた事実も判明しました」と公表しました。 なお、本件事案が発生した場所も不明でしたので、質疑に齟齬が無いよう、参考資料として、本件事案が発生した場所とわたしが判断している場所の写真を添付しています。  さらに、2025年6月17日午後に行った記者会見において、車両の名義人が妻であったこと、車検は昨年10月3日に、自賠責保険は昨年11月2日に失効していたこと、失効後に上地市長が月に1,2回運転していたことを明らかにされ、あわせて、「市長給与の3か月分全額を自主返納したいと考えており、その手法については、今後検討させていただきます」としました。 しかし、政治家である市長が、市に対し、市長の判断のみにおいて給与を「返納」することの違法性は、市議経験もおありの上地市長であれば、当然知っているべきことであります。議案の上程もなく、そもそも議会にも市役所職員にも説明の無い段階で、あろうことか「自主返納」という表現で記者にいきなり説明したことについて、その理由をまず上地市長に伺います 事案発生後、秘書課に連絡をしなかった理由について 6月17日の記者会見の席上、上地市長は「多分秘書課は、うちの職員は多分、たぶん、誰も知らないという風に思います。自分の中で悩んだことだから、知らないと思います」とおっしゃっていました。選挙期間中とはいえ、上地市長は、その時点で、現職の市長です。現職の市長が法令違反を犯したこと、さらにその結果について警察の判断を待っている状態であることが、秘書課を含む、横須賀市役所の職員の業務に影響を及ぼすことについては考えなかったのでしょうか。事案発生後、なぜ直ちに秘書課に連絡をしなかったのかについて、伺います いつ、どなたに相談したうえで「自主返納」を決めたのか 他方、記者会見で、上地市長は「陣営」と表現されておりましたが、上地市長ご自身の選挙を支援してくださる方々には、お話をされていたとおっしゃっていました。「相談というか、たぶんこの3人、3人。はい、3人だったと思います」と、その場でおっしゃっていました。 客観的に見て、上地市長の応援をされていた方の中には、現職の議員や、政党関係者、選挙事務経験者がいらっしゃいました。市職員のどなたにも「自主返納」はもとより事案の発生すらも知らせていない中で、いつ、どなたに相談して、「自主返納」を決めたのでしょうか 相談したうえで、なお「自主返納」できると考えたのか そして、その相談をなさったうえで、それでも、上地市長は「自主返納」できるとお考えになったのでしょうか 書類送検された場合の対応について また、記者会見の席上、上地市長は、書類送検をされた場合の対応について「まあ、またその、書類送検されるんであるならば、これはまた別に考える」と述べています。書類送検された場合、上地市長は、どのような対応をお考えでしょうか?伺います 以上で一問目を終わります。2問目以降は一問一答で行います。 ―――■■■1問目 上地市長 答弁■■■――― ■1 「議案第77号 常勤特別職員給与臨時特例条例制定について」の提出の理由について(1) 本条例議案は、上地市長が横須賀市長選挙期間中に述べた「自主返納」を指すのか●上地市長 まず、本条例議案についてです。自主返納という私の思いを実現させる手法の1つとして、今回の議案を提出しています。 (2) 減額するに至った理由について、特に、なぜ3か月なのかも含めて、客観的かつ合理的理由はあるのか●上地市長 次に、給料減額についてです。違反の事実をお伝えしたのち、猛省し、お詫びの思いを募らせる中、公人の立場としてどのようにこの責任を負うべきか、けじめをつけるべきか、非常に考え、悩みました。その結果、責任の1つとして、まずは自分自身の考えで給料の自主返納、減額という考えに至り、家族に伝え、近しい者に伝え、減額するという最終的な判断に至りました。 3カ月間としたことについては、今回の事態に対しどのように責任を取るべきかと自分自身で様々に考え、総合的に判断をし、この金額、この期間としています。他の事例なども調べはしましたが、何か具体的な指標なり事例なりを参考にしているわけではありません。 (3) 本条例の失効は、減額のための臨時特例条例案を提出するに至った理由・原因の解決・解消を意味するのか●上地市長 次に、本条例の失効についてです。現在、警察による捜査の手続が進行中であり、今後何らかの処分が下されるものと思っています。公人として、この処分をもって今回の違反が完全に許されるものとは思っていませんし、この給料減額を議会でお認めいたただき、****(聞き取れず)したとしても同様であります。 今後も、交通ルールを守ること、法令順守の絶対履行を公私ともに常に肝に命じていきたいと思っています。 また、今回の選挙では、このような事態にもかかわらず、横須賀の未来を私に託してくれた多くの市民からの負託があります。このご期待に十二分に沿うためにも、これまで以上に市政に邁進し、政治家として結果責任を果たすことで、少しでも市民の皆様から信頼回復に努めていきたいと思います。 ■2 本条例議案提出の理由に関連する事象について(1) 給与の3か月分全額を「自主返納」と表現したことについて●上地市長 次に、自主返納についてです。政治家が寄付行為を禁止されていることは承知していますし、市長の立場で給料の減額をするためには議会の承認が必要なことも承知しています。その中で、記者に対し返納という表現を用いたのはあくまで私の思いをお伝えしたものであり、その使用については今後検討させていただく旨を併せてお伝えをしています。 (2) 事案発生後、秘書課に連絡をしなかった理由について●上地市長 次に、秘書課の連絡についてです。今回の違反は、公務外の私自身の私的な事柄であるために、秘書課に連絡することはしませんでした。 (3) いつ、どなたに相談した上で「自主返納」を決めたのか●上地市長 次に、自主返納を決めたことについてです。先ほど答弁の通り、違反の事実をお伝えしたのち、猛省をし、お詫びの思いを募らせる中、公人の立場としてどのようにこの責任を負うべきか、けじめをつけるべきか、非常に考え、悩みました。 その結果、あくまで今回の事案は個人の問題であることから、責任の1つとして、まずは給料の自主返納、減額という考えに至り、家族に伝え、さらに近しいものに伝え、減額するという最終的な判断に至り、記者会見で発表いたしました。  (4) 相談した上で、なお「自主返納」できると考えたのか●上地市長 次に、相談した上で、なぜ自主返納できると考えたのかについてです。自主返納という表現は、あくまで私の思いをお伝えしたものです。先ほども申し上げた通り、記者会見ではその手法について今後検討させていただく旨を併せてお伝えをしています。今回、その手法の1つとして提出していますが、当然、給料の減額のためには議会の承認が必要であると認識しています。 (5) 書類送検された場合の対応について●上地市長 次に、書類送検についてです。繰り返しになりますが、現在、警察による捜査の手続きが進行中であり、今後、何らかの処分が下されるものと思っています。手続きは誠心誠意、真摯に対応しますし、いかなる処分も厳粛に受けとめる所存です。その処分がまだ下されていない中、その後の具体的な対応については、現時点では発言を控えたいと考えています。 とにかく、今は、これまで以上に一斉に邁進し、政治家として結果責任を果たし、少しでも市民の皆様からの信頼回復に努めていきたいと思います。以上です。  ――■■■2問目:一問一答形式での質疑部分■■■―― ■■■本議案=「自主返納」なのか?――――――――▽加藤ゆうすけ ご答弁ありがとうございました。 今回の議案第77号で行おうとしているのは、市長の給料月額を、常勤特別職員給与条例第2条に規定する額から、この額に100分の100を乗じて得た額を減じた額にしようとするものです。 議案書に記された提案理由は「市長の給料月額を3カ月減額するため、この条例を制定する」という内容でした。 そして、つい先ほど上地市長が述べられた提案理由は、「本日、信頼を損なった責任の1つとして、給料月額を3ヶ月減額するため、議案第77号を提出しました」というものでした。 さらに、大村議員への答弁は「政治家が寄付行為を禁止されていることは承知していますし、市長の立場で給与の減額をするためには議会の承認が必要なことも承知しています。この度の臨時特例条例の制定は、自主返納という思いを実現させる手法の1つとして想定していました」。 「自主返納という思いを実現させる手法の1つとして想定」。市長がおっしゃっていた「自主返納」のことを指すのか、そうではないのか。「自主返納」のことを指すのか、そうではないのか。いかがですか。 ●上地市長ですから、自主返納を実現させる一つの手段だというふうに思ってますが。 ▽加藤ゆうすけこの議案は「自主返納」なんですね? ●上地市長自主返納のための減税(※減額の間違い)。そうです、そうです。「自主返納」のための、ための、具体的な事実としてお願いをするということです ▽加藤ゆうすけ本議案イコール「自主返納」であるということで、その部分は後ほど詳しく質します。 続いて。本議案は「常勤特別職員給与臨時特例条例」です。給料月額が0円であっても、0円の給与、ということですよね。給与であるからして、対象となる期間に関する根拠並びにその金額が妥当なものなのか根拠が必要だと、重要だと考えています。先ほどご説明聞いて考えました。額面について、客観的で合理的な説明できますか? ●上地市長ですから、客観的、合理的ってのはどういう説明があるのかよくわからないんですが、私としては、私の思いを伝えるには3ヶ月分の給与の返上ということが客観的、合理的だっていうふうに私は理解をしてるつもりです。 ▽加藤ゆうすけ給料3ヶ月分っていう表現は、なかなか、何の思いを伝えるのかなと思ってしまいますけど。この本件事案の発生から議案の提出まで半月あったわけですね。その期間をもってしても、合理的な説明ができる金額算定は事務方にお願いできなかったんですか? ●上地市長事務方にはできない状態だという風に思いますけども。私は私なりに考えた結論ですけども。 ▽加藤ゆうすけ横須賀市特別職報酬等審議会など有識者会議には諮りましたか? ●上地市長諮ってませーん ▽加藤ゆうすけ合理的理由の部分は以上で終わりにします。 ■■■交通法規違反の事実関係の把握――――― 続いて、ここで、本条例議案の審査に必要なので、本条例議案の提出の理由に関連する事象としての上地市長の交通違反について、事実関係を改めて確認をさせてください。 上地市長、添付資料の中で、自身のSNSに公開された「市民の皆様ならびに関係者の皆様へ交通法規違反に関するご報告とお詫び」の中で、「特定の時間は一方通行となる標識を見落として進入」とありました。 で、私が添付資料で示した写真の箇所なんですけど、「特定の時間は一方通行」じゃないんですよね。そもそもが逗子方面から進入できない一方通行なんで、「特定の時間は車両が通行できない道」ですよね。私も地元の人と話していて、一体どこのことをおっしゃってるんだろう?と、伝わってなかったです。 ただ、上地市長が記者会見でおっしゃってたのが、「朝早い時間に船越から逗子方面に行くために16号線を行くんですが、その時に、いわゆる、あれかな、湘南信用金庫の裏ですね、あの裏の道を通るのは当然のことながら、あそこに通る時は必ず私あそこに行ってたんで、そこを通りました」とあって、そうすると、やはり(私が)添付資料で示した個所しか考えられない。 ・・・などと考えていたら、先ほどの上地市長の提案理由説明では、「特定の時間は進入禁止となる標識を見落として進入し」と変わっていました。  ということで、添付資料で示した個所で、合っていますか? ●上地市長私の間違いでした。添付資料で示した個所であっています。 ▽加藤ゆうすけ そうですよね。「特定の時間は進入禁止となる標識を見落として進入」が正しいですよね。 上地市長。何のための給与減額条例なのかという以前に、その謝る前提としての交通違反の事実認識と公表の事実内容がまず違ってたんじゃないですか? ▽上地市長そういうことかもしれませんね。 ▽加藤ゆうすけ 市民の皆様からの信頼を損なう行為に対する猛省の示し方として、給与の自主返納をされることがどのような意味を持つのかというのは必ずしも明らかではないなと思ってますが、「猛省している」と先ほどの大村議員の質疑でも何回も聞いていますが、まあ、「分かりました」では済まされないかなと。 本市の交通教育の効果について、疑問を持たざるを得ないですよね。まず、市長から交通法規を正しく理解し直していただくということが信頼回復には必要なのではないかなという意味でも、なぜ給与の返納、自主返納という方向にいきなり行ってしまったんでしょうか。 ●上地市長いきなりというより、私の思いです。 ▽加藤ゆうすけまた市長が、道路交通法違反で取り締まりを受けたのちに選挙の告示を待って、さらに毎日新聞の電話取材があるまで被疑事実は結果的に隠していることになってしまいました。 これは、本件の発覚をなるべく遅らせた方が有利に働くと市民に受け取られても仕方がないのではないでしょうか。 ●上地市長そのようなことは毛頭ないです。 ▽加藤ゆうすけトップダウン、即決、スピード感。上地市長の特徴ですよね。当該事案程度の案件であれば、14日のうちに公表できるご力量はあったんじゃないかなと思うんですが、それをしなかったのはなぜですか。 ●上地市長 猛省をしてるとこなんですが、様々なことを悩み、選挙中だったっていうこともあり、様々なことを考えて、どのようなお伝えをした方がいいかということの内容も含めて考えた時間です。  ▽加藤ゆうすけ猛省してらっしゃって、逡巡してらっしゃると難しいとこあるのかなと思うんですが、ただちょっと確認をしたいのが、先ほど大村議員への答弁で、「該当箇所を走ったのは全く初めてでした」「指定方向外進行禁止については知りませんでした」とご答弁されてます。 ただ、いつもあそこ行くとき、あそこ通るんでって記者会見でおっしゃってて、全く初めてでしたというのは記者会見で言っていたことと全く逆なんですが、どちらが正しいんですか。 ●上地市長7時から8時半の間は通ったことがないのでわからなかったっていう意味です。時々。あそこ、その、前の。そうですね、そういうことですね。たまに通るときは、昔はありましたので。 ■■■法令違反への処分状況について―――――― ▽加藤ゆうすけ ここまでで、私の認識している上地市長の交通関連の法令違反に関する内容と、今回、本議案の原因となっている、前提となっている事案というのは同定できましたので、これ以降の部分を続けたいと思います。   まず、言うまでもないことなんですけれど、車検切れ、自賠責保険切れの車両の運転という違反は非常に悪質なものです。交通違反に加えて、車検切れ、自賠責保険切れでの運転というのは、かなり重い行政処分、刑事処分もあり得るというものです。当然、警察に電話しても捜査の状況を教えてもらえるはずもないので、現時点でどのような状況か私は知り得ないんですが、上地市長はすでに免許停止処分になっている理解でよろしいですか? ●上地市長まだなっていません。 ▽加藤ゆうすけプライベートのことに関して理由を問うつもりはないので。ただ、毎月当該車両運転されるということで、仮に免許停止処分になった際に職務に支障はないんでしょうか。 ●上地市長職務に支障はないと思います。 ▽加藤ゆうすけ職務に支障はないということなんですけども、なぜ、安全を確保しながら普段職務をこなされてる市長が、あの日、あの時、あの場所にご自身の運転で車で行かれたんでしょうか? ●上地市長反省をしてるとこなんですが、体調をやっぱり整えなきゃいけない(※1)というふうに思ってましたので。 (※1 記者会見にて、6月14日早朝に、整体のために船越にいたと答えたことを踏まえている) ▽加藤ゆうすけ確認ですが、私用で運転されていたとのことですが、前後に公務はなかったんですよね。 ●上地市長ありません。 ■■■「自主返納」について――――― ▽加藤ゆうすけ 続いて、自主返納について伺っていきます。 今、こうして議案として審査していますので、「自主」で決められるわけではないですよね。 かつ、支給される市長の給料月額を支給する前に減額するのであって、市長に支給されたものを「返納」するわけでもないですよね。したがって、「自主」でも「返納」でもないですよね。 なぜこれを「自主返納」と呼べるんでしょうか? ●上地市長 それ、私の思いを伝えたんであって、一般市民の皆様には「自主返納」と言わないとちょっとわからないというふうに思いました。だから、それをお返しするという意味の方が伝えやすかったというふうに思っています。その意味で「自主返納」という言葉を使っただけに過ぎないというふうに御理解いただければと思います。 ▽加藤ゆうすけ 市民のかたへの思いやりなのかもしれませんが、市民のかたも、政治家が寄付をできないことは知ってると思います。市長に一度支給されたものを市に返納することはできませんよね。公職選挙法第199条の2公職の候補者等の寄付の禁止です。違法です。よりによって、選挙期間中に市長に1度支給されたものを市に返納することを上地市長は宣言をされました。なぜそのようなことをしてしまったのか理解に苦しむわけですが、知っていてなお、なぜ自主返納という表現を使ったのか、もう一度ご説明いただけますか。  ●上地市長 自主返納には様々なやり方があると思うんですね。今度の減額だけじゃなくて、そのうちの一つだというふうに今回は思っています。 ▽加藤ゆうすけ まぁあとですね、落選した場合、本条例案、提出することは叶わなかったわけですよね。 上地市長はわざわざ選挙期間中に嘘を言うとは考えにくいですので、ほんとにそのままもらったものを自主返納できると思ってらっしゃったんじゃないですか? ●上地市長 仮に落選すりゃくしは何もない人間ですから、それを3ヶ月返納するということも含めて考えてたんです。そういう意味で、ですからそのうちの一つの方法でしかないっていうふうにお話をしています。 ▽加藤ゆうすけ 「自主返納」と表明することの重みを我々は感じてこうして質疑をしているわけですが、買収の約束をして当選されているという懸念すら生じる表現ですよね。言うまでもないですけど、公職選挙法第221条選挙人および選挙運動者買収罪で、金銭供与約束ですね。それに当たるんじゃないかっていうことです。  そして、自主返納、1度もらったもの日に返すということができないことがわかりましたっていう撤回は選挙期間中にはありませんでした。 その上でこうして自主返納というふうに表現しているわけですが、「自主返納」とこの議案を言い続けるには無理があるんじゃないですか? ●上地市長 先ほどからわかんないですが、「自主返納」という思いを実現させる一つの手段として、これ今日お渡しした給料減額であって、今言ったように様々な手法があると思っていますが、今言ったように、落ちれば自分で払わなければいけないし、退職金の問題もあるでしょう。様々なことであると思いますが、その手法の1つとしてお返しするっていう意味で、今日は給料減額について皆さんに審査をいただくという意味ですが。 ▽加藤ゆうすけ あんまり市長のお財布の話をするつもりはないんですけれど、自主返納って聞いた時に、経営者の方であれば、多分ピンとくると思うんですが、自主返納の場合、1度上地市長の所得になったお金を支払い元に寄付することですよね。 他方、本議案の場合、そもそもの給料月額0円にするものですので、1度上地市長の所得になっていれば、それは上地市長の収入であって、所得税の算定根拠になりますけど、そもそも給料月額を0円にする場合、お金の移動がないので、上地市長の収入、所得税の算定根拠には影響がないですよね。立て付けが全く違いますよね。 つまり、選挙期間中に約束された自主返納は、本議案では実現されないですよね。これで有権者の方は納得するんでしょうか? ●上地市長おっしゃるところよく理解ですが、自主返納のうちの一つの形態で今日お出ししてるというふうに理解いただければと思います。 ▽加藤ゆうすけあくまでも自主返納だと。これは自主返納なんだということで。この議案を通すことで執行部及び議会が公正法違反疑いのある手続きを追認する結果になるんじゃないかと危惧しています。 ●上地市長それは議会の皆さんがご判断いただくことだというふうに思います。  ■■■秘書課に連絡をしなかったことーーーーーーー ▽加藤ゆうすけ 次に、秘書課に連絡をしなかった理由についてのところなんですけれど、市長の職務を最もそばで常に支えてくださっている職員たちなので、連絡できたんじゃないでしょうか? ●上地市長 あくまで私事なので連絡はしませんでした。18日かな、18日の。18日の朝には連絡はしましたが、それまでは私事なので秘書課には連絡してません。 ▽加藤ゆうすけ ちょっと今、17日が記者会見ですよね、18日の朝とおっしゃいましたけど、記者会見の後ですらまだ秘書課には連絡をしていなかったということですか? ●上地市長はい。18日の朝です。電話したのは。  ■■■相談した「陣営」とはーーーーーーーーー ▽加藤ゆうすけ他方、市長は「陣営」と表現されていましたけれど、執行部や議会への報告よりも、「陣営」への相談の方が優越したというところで、その理由はどのような部分なんですか? ●上地市長それは、選挙中であるという理由で。当然、自主返納っていうのは、家族だとか身内だとかと話さなければいけないことなので、その判断はやっぱり職員ではなくて、私の近しい人間だという風に思ったんで判断をさせてもらいました。 ▽加藤ゆうすけ まあ職員の方がどうお感じになるのかというのは、私は職員ではないのでわかりませんが、報告は欲しかったなと思っているのではないかなという気もします。 そして、繰り返しになるんですが、返納は1度受け取ったものを返すという行為ですよね。で、この今回、自主返納を記者会見で約束するという行為をされてますよね。公職選挙法第200条を見ると、「何人も、選挙に関し、第199条に規定する者に対して、寄付を勧誘し、または要求してはならない」として、特定人に対する寄付の勧誘、要求等の禁止を定めているんですが、この相談した上でなお「自主返納」できると上地市長が考えるに至るその過程に上地市長が「相談というか、多分この3人、3人、はい、3人だったと思います」と会見でおっしゃった「陣営」の3人などからの寄付への勧誘または要求はなかったんですか? ●上地市長全くありません。 ▽加藤ゆうすけ勧誘はなかった。勧誘はなかったけれど、自主返納で行くぞということはお伝えしたんですよね? ●上地市長はい、その通りです。 ▽加藤ゆうすけ 仮にご本人が道交法違反の検挙で混乱をしていて、相談先にもどうしようかという状態だったとして、その対応でさらにこの自主返納、公選法を犯しかねない自主返納という表現を文書図画に残して、記者会見で開陳するという結果になってる事実は、上地市長やその相談を受けた陣営のコンプライアンスの意識が欠如してるんじゃないかな思うんですが、いかがでしょうか。 ●上地市長そう取られるかたもいらっしゃるんでしょうねえ  ■■■違法性疑いのある本議案の取り下げについて――――――――――― ▽加藤ゆうすけ自主返納の表明をし、撤回しないまま選挙を終えた時点で、違法性の疑いは現時点では完全に拭えないと考えるのが常道かなと思っております。上地市長の法令違反、交通違反は既遂なので、もう起こってしまったことですけれど、この公選法違反疑いの行為についても既遂であると解釈できると考えますが、いかがですか。 ●上地市長私にはよく理解できません、それは。 ▽加藤ゆうすけ よく理解できないということなので改めて伺いますけれども、議会議員としては、自主返納の表明を源流とした違法性の可能性がある本議案に対し、当然賛成することはできないものと考えながら今質疑をしておりますが、この質疑を受けてもなお、執行部の皆さんも含め、本議案取り下げるお考えはないんでしょうか。 ●上地市長いやぁ、ないと思います。 ーーーー■反対討論 会派「一市民」天白牧夫議員ーーー天白牧夫です。 一市民を代表して議案第7 7号 常勤特別職員給与臨時特例条例 に反対の立場から討論します。  質疑でも明らかになったとおり、記者会見で表明された市長給与の自主返納発言と本議案は同一のものであると確認できました。本議案は自主返納という「思い」を実現する手法の一つ、と上地市長は何度もご答弁でおっしゃいますが、本件はご本人が心の中で思っているだけではなく、記者会見で表明されている時点で、それは既に「思い」ではなく全市民に向けた「約束」であると認められます。よって、一連のご発言は公職選挙法第221条、選挙人および選挙運動者買収罪となる、「金銭供与約束」の可能性があり、実際に自主返納を行えば公職選挙法第199条の2、公職の候補者等の寄附の禁止にあたります。総務常任委員会における質疑では、理由にかかわらず市長の給与を減額することについては適法であるとのご答弁でした。今回はその理由の部分が問題であって、自主返納という文言を選挙中にお使いになられたことについて、これまでの質疑でも違法性を指摘されている通りです。本議案はこの自主返納発言を源流としたものであると認められ、公職選挙法違反を追認するような議案を承認するわけにはいきません。  また、本議案は市民からお預かりしている税金の使途を判断するものであり、明確な説明が求められるものです。委員会質疑においても市長給料月額の3か月分が、原因の解消をするにふさわしい経費の積み上げ等の合理的な算定根拠は示されることはなく、専ら精神論的な内容にとどまっていることから、そもそも本議案が定める金額の妥当性について確認することはできませんでした。   さらには、一旦市長の給与所得となり所得税の算定根拠になったお金の返納ではなく、本議案のようにそもそも給料月額をゼロ円にする場合、上地市長は3か月分の給与に対する所得税を余計に支払う必要がないままに、既に有権者に約束をした自主返納を完遂させることが可能です。給与3か月分の自主返納と一旦は表明したものの、公職選挙法違反の回避だけでなく、いわば、ご本人のお財布にとっても痛みを伴わない清算方法であり、単なる節税対策なのではないかと、感じる市民もいるのではないかと、先の質疑を伺って感じました。市民にとって誠意ある姿勢とは到底言い難い内容であると感じます。  以上、法規上も算定根拠の面からも、さらに市民に対し真摯な姿勢を示す目的に照らしても、本議案は不適切であると言わざるを得ません。また、市長給与を自主返納するという判断過程において執行部や議会を軽視し、私的な陣営の方のみに相談するという、現職の市長としては考えられない不透明な意思決定をされておりました。議案の上程ではなくプライベートな範疇で清算を完結させるというのであれば、そのご判断方法は矛盾がありませんが、今回はそうなりませんでした。街の顔とも言える市長という存在が起こした不祥事に対し、議会への説明が本日までなされずご自身の選挙を優先されたことは、多選によるおごりがあったと言わざるを得ません。  最後に、今回の一件で横須賀市長は交通法規も守れない市長と言うことが日本中に知れ渡りました。これは一市民としてとても恥ずかしいことです。上地市長もご存じのこととは思いますが、現在インターネット上の主要ニュースサイトのコメント欄では、本件を起因として全横須賀市民を対象属性としたヘイトスピーチが過熱しています。 当然このような理不尽なヘイトスピーチは私も容認できるものではありませんが、差別や偏見のない社会の実現を政治家の目標とされている上地市長自らの言動によって、横須賀市民全員がひとくくりにされてこのような被害に遭っていることは、非常に残念でなりません。おそらく上地市長ご自身も、ご自身のしたことにより横須賀市民が差別や偏見を受ける結果となっている現状は、大変悔しく感じておられると思います。 私はこれまでも公言している通り、政策面では一致を見ない点はいくつかあるものの、上地市長は情熱をもって市政運営に強いリーダーシップを発揮してくれ、人としてとても尊敬しています。ですからなおさら、この度の交通法規違反を公職選挙法違反行為で上塗りしてしまうというこれまでにない判断能力の低下を垣間見ることになり、非常にショックでした。正直でかっこいい上地市長のままでいていただきたかったです。これ以上ご自身の社会的評価を下げていただきたくありません。そしてこれ以上横須賀市民を辱めないでください。  議員の皆様におかれましては、市長給与の自主返納にまつわるご判断を、コンプライアンスの欠如と取られても仕方がないとする先ほどの上地市長のご答弁にもある通り、法令上も額面上も疑問の残る本議案は否決すべきです。本条例案はいわば自主返納実現条例案ともいえるわけですが、公職選挙法に照らし合わせても論理破綻していることはこれまでの加藤ゆうすけ議員の質疑でも示された通りです。上地市長が記者会見で表明された市長給与の「自主返納」をしていただくかどうかは、議会や執行部を巻き込んだ条例案ではなく、ご自身の給与所得の中からご自身の責任においてその可否をご判断されるよう促していただければと存じます。 ご清聴ありがとうございました。
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      【2025年6月17日 上地克明候補 法令違反 記者会見 書き起こし】(2025年7月2日 本会議 議案質疑の前提)

      7月2日 臨時議会を開会し、議案第77号 常勤特別職員給与臨時特例条例制定について を審査しました。これは、市長給与を7月・8月・9月の3か月分、全額を減額するものです。私が会派を代表して質疑に立ち、天白牧夫議員が反対討論に立ちましたが、力及ばず。賛成29(自民14・公明7・研政会4・維新2・中川さおり・葉山直):反対8(日本共産党3・一市民5)で、可決されてしまいました。申し訳ございません。なお、藤野英明議員は欠席のため、加藤眞道議長は議長のため、表決に加わりませんでした。ーーーー質疑のポイントや、質疑の紹介に入る前に、今回のブログでは、その背景にある、上地市長が6月14日朝8時に起こした交通法規違反について釈明するために開いた6月17日17:00-17:30頃の記者会見について、お伝えします。ーーーー問題の概要としては、上地市長が指定方向外通行禁止の標識を見落として進入、警察に取り締まりを受け、さらにそのことによって車検切れ・自賠責保険切れの状態で運転していたことが新たに判明した、というものです。時系列としては、6月14日朝8:00 上地市長が交通違反を起こす同日10~11時頃 田浦署から電話を受け、車検切れ&自賠責切れを知る6月15日 横須賀市長選 告示日 上地市長立候補6月16日夕方 毎日新聞の電話取材を受ける6月16日23:30 「市民の皆様、ならびに関係者の皆様へ交通法規違反に関するご報告とお詫び」を上地市長のX、facebook、instagramに掲載する6月17日17:00 この記者会見を開催するという形です。書き起こし全文はこのブログ末尾に掲載しますが、chatGPTにこの記者会見から見える問題点を指摘させたところ、以下の通りでした:ーーーー⚠️【問題とされる発言・対応】ブログ用箇条書き「知らなかった」で済ませようとする姿勢半年以上車検も自賠責も切れていた車を運転しながら、「知らなかった」「妻も知らなかったと思う」と繰り返す。家族も含め、誰も期限を確認していなかったという説明に市民感覚との乖離。重大な法令違反なのに「立候補辞退は考えなかった」書類送検の可能性について問われても、「後に考える」と言及。「反省しているが、今後も市政を担いたい」と述べ、候補辞退の意思は皆無。公表が遅れた理由が「選挙で混乱していた」6月14日に違反が発覚、SNSでの初公表は16日夜(23時台)、記者会見は17日夕方。「出陣式が3つあった」「頭がいっぱいだった」と弁明。既に期日前投票が始まっていたため、有権者への説明責任が果たされていないとの批判は免れない。違反内容が重大かつ多重車検切れ、自賠責保険切れ、時間帯進入禁止違反の三重の交通法規違反万が一事故が起きていたら、保険未加入の状態で重大責任を問われていた。記者会見でも一貫性に欠ける答弁妻が「知らなかった」「知っていたかもしれない」「警察の連絡で知った」など発言がぶれる。任意保険加入状況や過去の違反歴にもあいまいな点あり。「米軍に交通マナーを求めてきた立場として、面目ない」と発言自身の行為が米軍への要請の信頼性を損なうことにまで言及しながらも、任期継続を希望。ーーーー上地市長が公表した文書、ならびにこの記者会見の内容を踏まえて、7月2日は質疑に臨みましたが、その詳しいまとめは次回のブログにて。まずは、記者会見の書き起こし全文をご覧いただきたいと思います。新聞記事で大枠の内容はまとまっていますが、全文をご覧いただくと、印象がまた違うと思います。なお、藤野英明議員のツイキャスで、記者会見の録画もご覧いただけます。https://twitcasting.tv/ycc_hf/movie/818239538ーーーー2025年6月17日17:00-17:30 上地克明候補 法令違反 記者会見 書き起こし作成者:加藤裕介もくじ■■■毎日新聞社 福沢記者――――――――――――... ■■■NHK **記者(聞き取れず)――――――――... ■■■毎日新聞社 福沢記者――――――――... ■■■NHK **記者(聞き取れず)――――――――... ■■■***記者(聞き取れず)―――――――... ■■■神奈川新聞 最上記者―――――――... ■■■スポーツニッポン新聞社 きくち記者ーーーーー... ■■■毎日新聞社 福沢記者ーーーーーーーー... ■■■神奈川新聞 矢部記者ーーーー... ■■■毎日新聞社 福沢記者ーーーー... ■■■毎日新聞社 福沢記者―――――――――... ■■■****記者(聞き取れず)ーーーーー... ■■■毎日新聞社 福沢記者ーーーー... ■■■神奈川新聞 矢部記者―――――...  ■冒頭の説明―――――★司会者 それでは(午後)5時になりましたので、上地克明のほうから、お話をさせていただきます。 ●上地克明候補者 本日は急遽お集まりをいただき、ありがとうございます。 私自身のことで、お時間を割いていただき、誠に申し訳ありません。 お配りしている別紙の通り、私自身の交通法違反に関して、改めて市民の皆様並びに関係者の皆様に心からお詫びを申し上げます。重大な過失を重ねたことについて弁解の余地もございません。深くお詫びを申し上げます。 報道各社の皆様からお尋ねがあった件について説明をさせていただきます。当該車両の名義人は、私の妻です、自動車検査証、いわゆる車検は令和6年10月3日、自動車損害賠償責任保険、いわゆる自賠責保険は令和6年11月2日です。車検失効後の運転回数はそれぞれ、名義人は0回、私は月に1、2回程度の利用となり、走行距離は不明です。自動車販売店からの車検などの通知はありませんでした。 今回の事案をどのようにお伝えすべきか悩んで、公表が16日のタイミングとなりましたが、1日から2日早く公表できたのではないかとのご指摘はごもっともであり、猛省をしているところです。市民の皆様からの信頼を損なう行為であり、市長給与の3ヶ月分全額を自主返納をしたいと考えており、その手法については今後検討させていただきたいと思います。 皆様からの信頼を少しでも取り戻せるよう、誠心誠意努めてまいります。市民の皆様並びに関係者の皆様に深くお詫びを申し上げます。  ■■■毎日新聞社 福沢記者――――――――――――★司会者それでは、記者の皆様からご質問をさせていただきたいと思います。冒頭、先立ちましてですね、本日、皆様に誠意をもってご対応させていただきたいと思いますので、スタッフの方で録画のほうもさせていただいておりますので、その点はご了承をお願いいたします。それでは、ご質問のある方、お願いいたします。よろしいですか。挙手の上、お名前と・・・ ▽毎日新聞の福沢記者まずは、過去に上地さんご自身が(交通違反)切符を交付されたことはあるんでしょうか。 ●上地過去ってどのくらいの過去ですか。 ▽福沢記者いや、ずっと生まれてから今まで。 ●上地何回か。数回から。若い時に。うん、ありましたよ。 ▽福沢記者えっとどういうことでしたか。それはどういう違反でしたか。 ●上地駐車違反か、そのくらいですね ▽福沢記者車検切れの車を運転したっていうのはなかったんですか。 ●上地もちろんありません。もうお恥ずかしい話ですが、一切今まではありません。 ▽福沢記者ええと、この一方通行を間違って入っちゃったっていうことですけど。はい。これ、どういうような状況の道で、どういう経緯で田浦署員に呼び止められたり、あるいは指摘をされたんですか? ●上地 うん、いつも、いつも通っていない、朝早い時間に船越から逗子方面に行くために16号線を行くんですが、その時に、いわゆる、あれかな、湘南信用金庫の裏ですね、あの裏の道を通るのは当然のことながら、あそこに通る時は必ず私あそこに行ってたんで、そこを通りました。 ところが、それが7時から8時半の間が通行、その、通行禁止だということは全くそれまで知らなかったので、それで中へ入っていたところ、8時過ぎぐらいだったと思います、呼び止められて言われました。 ▽福沢記者 それは、田浦署員はそこでなんか、立ってたんですか。 ●上地 立ってましたね。3、4人立ってました。 多分、その、それを、こう、見張ってたんじゃないかという風には思います。 ▽福沢記者 確かにあそこは道路をこっちに行く方が短縮になるんで、あそこ入りたくなるのはわかりますよね。 で、そこに田浦署員が立っていて、で、呼び止められたんですね。 ●上地 はい。 ▽福沢記者 その時乗っていたのは上地さん1人? ●上地私だけです。 ▽福沢で、すぐ停まって。 ●上地はい。 ▽福沢記者で、どういうやり取りがあったんですか? ●上地ここは****(聞き取れず)、通行、その、時間帯での通行禁止区間ですという。私知らなかったんで、「え?」って話になって、そうだったんですかっていう話になり、じゃあ、あ、いや、わかり、あ、初めて気がつきましたっていう話になって、免許証をじゃあ見せてくださいっていうことで、免許証をお見せしたというところが経緯です。 ▽福沢記者その間のやり取りは5分から10分ぐらいですね? ●上地そうですね。 ▽福沢記者それで、ええと、その後、車検切れと自賠責切れっていうことが田浦署からの連絡でわかったんですね? ●上地はい、そうです。 ▽福沢記者これは何時ですか? ●上地多分その頃だから(午後)1時・・・ちょっと記憶にないんですけど、うちに帰ってしばらくしてからだったから、んんと、・・・・(午前)10時、10時、午前中だった、10時半か11時ぐらいかな、田浦署から、はい、その、来て、来たっていうか、確認なんですが、そうじゃありませんか?(≒車検切れと自賠責切れではないか?の意味か) という確認で言ってたんで、いや、私そんなことないと思いますという話を、私は知りませんし、っていう話をしました。 ▽福沢記者青切符を、交付された後、そのまま自宅にすぐ帰ったんですか? ●上地帰りました。 ▽福沢記者はあ、はあ、はあ、はあ。その間、どのぐらいの時間がかかったんですか? ●上地え、ですから、うちへ帰る時間です。10分ぐらい。15分ぐらいですか。 ▽福沢記者で、自宅にいたら、田浦署員から、携帯電話で、電話がかかってきた? ●上地はい、電話がかかってきました。 ▽福沢記者それで? ●上地その可能性があるので、と。 ▽福沢記者自賠責と、車検と。 ●上地はい。その、自賠責と切れてる可能性があると。 ▽福沢記者それで慌てて車の中の車検を見たんですね? ●上地いや、その時は私見てません。乗らないんで確認はしてないです。 ▽福沢記者いや、自宅にいた時に車、自宅に置いてあって、そこで田浦署員からかかってきたから。その時点では市長は(車検)切れてたか。知らなかったんですか? ●上地わかりません。 ▽福沢記者で、そのまますぐ車に行って?それを? ●上地しばらくしてから確認を(した)。 ▽福沢記者それ、何時ですか?確認したのは。 ●上地確認したのは多分、その、午前中だったと思います。 ▽福沢記者午前中。はいはい。じゃあまあ、1時間以内ぐらいには見たわけですね。 ●上地はい。 ▽福沢記者そしたら、この期間で、もう切れていたと。 ●上地はい。 ▽福沢記者そこでまあ、どんな気持ちになったんですか? ●上地 いや、これはもう当然もう反省せざるを得ない。全くあの、知らないこととはいえ、これは、大変なことをしたという風に思いました。知らぬこととはいえ、それを乗っていたという事実に関して反省をしなければいけない、ということを思いました。 交通ルールを、法規を遵守しなければいけないということで、安全運転を確認するって最も基本的なことなのにも関わらず、それを怠っていたということは。まさにこう、大変なことをしたという風に思いました。 ▽福沢記者それで、翌日に市長選の告示で集まってましたよね。 ●上地はい。 ▽福沢記者そのことに対しては思い及ばなかったんですか。 ●上地 その時ね、色々考えてたったので、どういう形でお伝えをしたらいいかって。結構色々、選挙戦の諸々の状況がありましたから、色々、こう、悩んで、どんな形がいいのかということも含めて考えてたので、できる限り早い時期には何らかの形でお伝えをしなければいけないという風に思いました。 ただ、告示の日だったので、いろんなことが頭に重なって、あの、出陣式が3つもありますので、様々な状況があったので、これをとにかくこなさなきゃいけないっていうことだけで頭がいっぱいだったので。これからどのようにこうお伝えしたらいいかっていうことは、その後に考えなきゃいけない。そこでお伝えすればよかったわけです。そのように。遅くなったってことは事実です。  ▽福沢記者重大な事案で、市長自ら法を犯してしまったわけで、立候補を取りやめようってお考えはなかったんですか? ●上地そこはなかったですね。弁解の余地もありませんが、引き続き横須賀復活のために、担していただいて、ぜひこの、お力をいただいて、皆さんにご理解いただきたいという風に思いがあったので、立候補をとりやめるとまでも考えませんでした。 ▽福沢記者最後に、選挙運動を取りやめるお考えはないのですか? ●上地今のところ、私は弁解の余地もありませんが、選挙運動や取り上げるつもりはない。ありません。ぜひ、皆さんにご理解をいただいて、猛省をしながら、3期目ですが、市長として担わせていただきたいという風に思います。 ▽福沢記者ありがとうございます。 ■■■NHK **記者(聞き取れず)――――――――★司会者他にご質問のある方、挙手をお願いいたします。 ▽NHKの**記者(聞き取れず)今ちょっと遅れて入ってきましてもしかしたら説明されているのかもしれないですけれど、切符を切られて、反則金の納付もされているのですか? ●上地はい。 ▽NHKの**記者(聞き取れず)****(聞き取れず)  ■■■毎日新聞社 福沢記者――――――――★司会者他にご質問いいですか。はい。ああ、すいません。 あ、先にちょっとタイミングよろしいですか。 はい、そしたらお願いします。はい。 ▽毎日新聞社の福沢記者もし市長、今後書類送検されたらどう責任取ります? ●上地いや、その時は、まずは今後の処分を、結果を待ちたいと思ってます。 その後、よく自分で考え、考えたいというのがあってます。 ▽毎日新聞の福沢記者この3ヶ月全額給与返上っていうのは、これは何に対する責任なんですか? ●上地私が自ら、その、不注意と、あの確認不足、公に関わるものとして自覚が足りなかったので、欠如を招いたという意味での責任の取り方、けじめだという風にご理解をいただけるとと思います。 ▽福沢記者それと、書類送検をもしされたら、それは別なんですね? ●上地書類送検。まあ、またその、書類送検されるんであるならば、これまた別に考えるそれが、その、給与も返上。今言った返上かどうかわかりませんが、あの、責任っていうのはまたあるある、ある意味では考えなければいけないというの思っています。 ▽福沢記者あと、なんか、昨日の何時頃自分の、自身のtwitterに投稿されたんですか。 ●上地何時でしたっけ。11時。11時半。11時半ぐらいになってるね。はい。 ▽福沢記者この前に報道機関から取材入ってますよね? ●上地取材。はい。しゅ、取材ですか。うん。ああ、はいはいはい。 ▽福沢記者ということは、別にその、自ら事実を公表したんじゃなくて、取材を受けてから公表したって形にあります●上地 わかるんです。ですから、その時すごく悩んでいて、いつ、どのような形でするかっていうことを悩んでいたことは事実です。 あの、別に、あの取材を受けたからということではなくて、これはもう自分、自らの責任なので、それが選挙ということがあったので、どのように考えたらいいか悩んでいたことは事実です。 ▽福沢記者なぜ、じゃあ23時。23時30分頃なんですか。昨日の。 ●上地色々考えたからです。色々考えて、どのように、あの、お詫びをしたら*****(聞き取れず)伝えたらいいかということをずっと考え続けていたからです。 ▽福沢記者 うち(毎日新聞社)の取材に対しては、自賠責保険は車が妻名義なんて知らないっていう風に答えてましたよね。もうその時点で明確にその、もう(車検が)切れてたっていうことが分かっていたわけだし。 取材に答えてるのに、なんでそんな6時間ぐらい遅れてtwitterに投稿したんです。 ●上地 いやいや、それは、私が知らないっつったのは、妻が知ってるかどうかを知らないっていう話をしただけなんです。私が知ってるんじゃなくて、妻が。僕、いろんな話の中から、妻が知ってるかどうかを私は知らないっていう話をお伝えしたと思います。 ▽福沢記者妻は切れてたことは知ってるんですか。 ●上地うちはそれ、その時に知りました。連絡があったんです。 ▽福沢記者この田浦署から連絡が。 ●上地はい、その時に初めて妻、妻にも連絡あったと思います。 ▽福沢記者あの、車検切れの車って、普通一般人はそんな運転すること怖くてできないはずなんですけどね。 なんで市長ができたんですか。 ●上地え。知らなかった。私は車検切れって知りませんでしたから。 ▽福沢記者知らなかったって、だって妻の名義だったら妻は知ってるはずでしょう。 ●上地いや、妻が、しら、妻が知ってるか知らないか、知らない、妻は知らないと思いますよ。多分、知ってたらそんなことはないと思いますから。妻が知ってるかどうかは知らないんですが、妻には確認したら妻は知らなかったっていう話です。 ▽福沢記者で、誰も車検切れをその、家族で知ってる人いないってこと。 ●上地つまり警察から、(連絡を)いただかなければわからなかった。 ▽福沢記者いや、そんなの自分でそんな車運転するなら自分で管理するでしょ。 ●上地だから、そこはもう反省を、本当にそれをしなかった自分は反省をしております。それだけです。そこは強く反省をしています。この確認を怠った、怠ったということに関しては、強く今でも猛省をしています。はい。まさに私の不注意と確認不足だと思います。 ▽福沢記者それで、有権者の審判を問おうと思ってるんですか、この日曜に。 ●上地そのことが、審判を通るかどうかということではなくて、反省をさせていただいて、改めて引き続きこのことに関しては反省し、確認不足、***にかかること、自覚の欠如ということをお詫びをしながら、同時にまた、これを踏まえた上で、引き続き4年間、私、市政を担わせていただきたいという風におもいます。 ■■■NHK **記者(聞き取れず)――――――――★司会者それでは、先ほど挙手いただきました… ▽NHK **記者(聞き取れず)ちょっと関連で質問させてください。 今回、あの、車検と自賠責が切れたということからは、田浦署のほうからは、今後、その道路運送車両法違反の疑いでも、ちょっと任意で操作させていただきます、お話聞かせていただきますみたいなのは、市長にもご連絡ありましたか? ●上地****(聞き取れず) ▽NHKの**記者(聞き取れず)一応、今後もまたちょっとお話を聞かせてもらいますよっていうのは。 ●上地そういうのはありました。はいはい。 ▽NHKの**記者(聞き取れず)その、道路運送車両法違反の疑いがありますみたいなのは。 ●上地いえ、その話は聞いてないです。ただ、お話を、今後お聞きたいことがありますということだけは。  ■■■***記者(聞き取れず)―――――――▽***記者(聞き取れず)かねがね米兵への交通事故であったり、交通ルールについて問題が起きていた中で、市長も要請をきちんとされていたと思います。そういう中で、今後4年間市政を担っていくっていうところで渉外に影響が出てきたりとか、そういうことも懸念されると思うんですけど、その点についてどういう風に現在お考えでしょうか。 ●上地 まさに面目ない限りです。交通違反を守ってほしいということを米軍に再三申し上げておきながら、私の不注意で、確認不足でこのような事態を招いたということに関しては、公に関わるものとして猛省をしています。 ただ、ただ、これと米軍とはちょっともう少し切り離して考えてなければいけないし、まさにおっしゃる通りなんだけども、信頼を著しく、その、損なう行為だったということは反省してますが、米軍に対しては、きちんとこれとは別にお話をさせていただきたい。  ■■■神奈川新聞 最上記者―――――――▽神奈川新聞 最上記者 半年車検切れてから経ってるわけですけども、月に1、2回程度っていうのは具体的に長距離乗ってらっしゃったのか、どういう?街乗りぐらいの? ●上地 長距離は乗らない、街乗りぐらいです。基本的に公用車ですから、秘書課に言われて、基本的には公用車使ってほしいって。お分かりの通り、基本的には公用車使ってるんで、その合間に、今言ったように、個人的にこう、どこに向かう、どっかに行くということは、1か所、1件ぐらいあると思うので、その時ぐらいしか乗ったことはないです。 ▽神奈川新聞 最上記者 この日は、ご自宅を出発されて、田浦の方に向かって、それでまた戻ってくるっていう予定だったでしょうか。 ●上地そうです。 ▽神奈川新聞 最上記者 自動車販売店の方から、通知がなかったっていうことなんですけども、これはご家族宛てに対しても、名義人である奥さんに対しても、なかったのですか。 ●上地ありませんでした。 ▽神奈川新聞 最上記者あるいは、車両に、フロントガラスの上にちっちゃい正方形のシールが貼ってあるんですけども、あれは市長にしかり、奥様にしかり、そこの確認も?(しなかったのか) ●上地これはもうまさに反省してます。猛省してます。 ディーラーから連絡があるものだということしか思ってましたので、それはもう毎年、この前、前の車もそうだったので、同じような連絡来るという風に思ってたので、これは弁解になりますが、非常に私の不徳の致すところで、それを見なかったっていうのは本当に反省をしてます。 ▽神奈川新聞 最上記者 給与の3か月分自主返納なんですけど、具体的に何月から何月分になりますでしょう。 ●上地一般論の3か月、という風に考えてます。ですから、毎月の給料って114万4410円なんですが、3ヶ月分ね。 343万3230円という。という風に考えてます。はい。その3か月分は。 ▽神奈川新聞 最上記者 車検切れに関する方の行政罰の点数、点数と、罰金納付っていうところはまだこれからになるわけで、今お支払いしたのは、あれですね、あくまで通行区分、一方通行に入ったことに対しての反則金が7000円だったと。 ●上地はいそうです。 ▽神奈川新聞 最上記者 今日、私、街頭(演説)を拝聴させてもらってて、選車(=選挙カー)の上から上がってこられて、今日、なんて言うんでしょう、その辺、そこに関する発言がなかったように感じまして、具体的にこれから先のその街頭演説等で、市長どの、どのようにして市民の皆様に、市民に対しての理解求めていくのですか?  ●上地それは今日お詫びしました。 ▽神奈川新聞 最上記者あの、藤野市議との? ●上地まあそれも、私も、こういうことあってお申し訳ありませんでしたとお詫びをしたと思います。 ▽神奈川新聞 最上記者そうですか。で、あと、今日、池上商店街も歩かれて、有権者の方からも色々激励した時もあったかと思うんですけども、どのような声を。 ●上地今日は全くその声がなくて、お1人だけいらっしゃいました。 ▽最上花やさんのところ? ●上地 はい。花屋さんのところです。お1人だけ、もうほんとに夫も怒ってますっていう話になって、ディーラーさんから連絡なかったんですか?って。ほんとになかったんです。って話をしたら、仕方ないけど、それは市長としてあるまじき行為ですよね。っていう。お1人だけいたんで、ほんとに申し訳ない、面目ないっていうに思ってます。ということでお話をしたら、はい、わかりました。今度は気を付けてくださいね。応援します。という話していただいたんで、1件だけ。お1人だけです。ありがとうございます。はい。 ■■■スポーツニッポン新聞社 きくち記者ーーーーー▽スポーツニッポン新聞社 きくち記者今回の一件に関して、上地雄輔さんとは連絡をとられてどのようなことを? ●上地いや、雄輔の話も聞いてませんし、雄輔から連絡もないです。 ▽スポーツニッポン新聞社 きくち記者今回、市長から連絡をしたということも?(ない) ●上地ありません。一切。  ■■■毎日新聞社 福沢記者ーーーーーーーー★司会者次の質問お願いします。 ▽毎日新聞社 福沢記者これ、仮に当選したとしてもね。今後予想される書類送検というのを受けて、この37万、横須賀市を引っ張っていけますかね? ●上地ですから、それを受けての、きっちり皆さんにご理解をいただいて、37万市民のために頑張っていきたいという風に思います。 ▽毎日新聞社 福沢記者いや、無理じゃないでしょうか。その、法に違反して、我々の取材を受けてから公表してるような方が。 ●上地取材を受けたからじゃなくて、取材受けたからって、こういうなんか人の色々、熟考した結果そうさせていただいて、これからも担わせていただければというのは、あくまで猛省をして、これからも引き続きやりたいと ■■■神奈川新聞 矢部記者ーーーー▽神奈川新聞 矢部記者免許の自主返納だとか、そういうもののお考えっていうのは、現在? ●上地今のところは考えていません。ただ、警察がどのような判断をされるかということを考えておりますから、それを待ってどのようにしたらいいかっていうのはか、これからも考えるべきではではないかとは思っています。  ■■■毎日新聞社 福沢記者ーーーー▽毎日新聞社 福沢記者 この土曜日の午前中朝っていうのはいつも運転してるんですか?月に1、2回。 ●上地月にですか? ▽毎日新聞社 福沢記者 月に1、2回車運転しているって。それで、その土曜日の午前8時頃って毎回月に1、2回運転してるんですか。何か定期的に。それも何がために? ●上地 定期的にじゃなくて、妻が送ってくれる時もあれば、電車使う時もあります。実は、せ、せ、これ、個人的な話なんですが、整体、私、体を、船越に行って、フナバシっていうとこなんですが、整体、体をその、いつも見てもらってるところがあります。  これはもうプライベートな問題なんで、この話をするだけで、必ずそこに通ってるので、その時だけは、自分の車を運転するわけじゃありません。女房に送ってもらったりしながら、いっていうのがありました。 ▽毎日新聞社 福沢記者 その整体も、なんかその医院に行くために、これ乗ってたんですね?その日は。 ●上地その日は、その日はそうです。 ▽毎日新聞社 福沢記者で、切符を切られて、これはまずいってことで、すぐその整体に行かないで、すぐ自宅に? ●上地いや、それ、終わったからです。整体の帰りです。朝7時から8時です ▽毎日新聞社 福沢記者整体の帰りに呼び止められた? ●上地はいそうです。 ▽毎日新聞社 福沢記者はあ、はあ、はあ、はあ、はあ。それで即帰った。 ●上地はい。 ■■■神奈川新聞社 最上記者ーーーーーーーー★司会者よろしければそろそろ。 ▽神奈川新聞社 最上記者 はい、すいません。あの、公表のタイミングを、熟考されたということで。 14日の朝にあって、昨日16日の夜発表で、16日は期日前投票が始まってるタイミングだったと思います。 もう少し早く、15日、14日、15日中の公表ということに対して至らなかった? ●上地ご指摘のところがあると思います。いろんな考えが整理、そこに至らなかったということも反省をしています。 ▽最上記者すでに16日に、16日の夜の発表の前には期日前で始まっていて、選管に確認したら5000人ぐらいの方が投票に行かれたってことだったんですけども、もしですね、そこら辺に投票してらっしゃる方がいらっしゃったとするならば、気持ちが、その、裏切られたじゃないですけども、信頼を裏切って・・・ ●上地ちょっと、そこは強く反省をしています。 ■■■毎日新聞社 福沢記者―――――――――▽毎日新聞社 福沢記者 市長、これ昨日の深夜に発表したけども、今日(17日)、僕ずっと午前中ね、そこにいる伊藤さんとやり取りしたんだけど、この場所、会見を設定するの大変だったんですよ。  市長自ら記者の前で、あの、twitterを深夜に投稿したのはいいけども、もう今朝の、例えば午前中なり昼に時間を設定して取材を受けるってことをやるべきだったんじゃないでしょうか? ●上地 申し訳ありません。あの日程が今日の日程もずっと重なってて、かなりその、タイトな日程を組んでいて、支持者のかたが待ってたんで、それはだからお許しをいただきたいと思います  もう真っ先にお伝えしなきゃいけないんで、流れの中で、今日、選挙運動、ずっと、9時であったので、待っていただいて、もう今実はこんなかたちで、待っていただいてることも、キャンセルをするということもしなければいけないので、それはご理解いただければという風に思います。 ■■■朝日新聞社 **記者(聞き取れず)ーーー▽朝日新聞社 **記者  時間っていうのは、午後ではなくて、午前。午前っていうこと。朝。午前。 ●上地はい。 ▽朝日新聞社 **記者では2枚目、いただいてる資料は、こちらはtwitterに投稿された文章? ●上地そうです。 ▽朝日新聞社 **記者 ツイッター私たちも拝見していたんですけど、こちらの文面には、その、自動車運転していたけど、その奥様の名義だったとかかれています。  ただ、今この場で、記者会見で、自分の車ではなく妻のままですっていうのはお伺いしたんですけれども、twitterではそこには触れてないっていうのは、あくまでその、市長のそのタイミング、悩まれたということだとは思うのですけれど、あくまでその奥様の車ではあるけれども、やはりその運転手のハンドルを握るものとして、*****(聞き取れず)そういうメッセージが込められているのですか? ●上地おっしゃる通りです。言い訳はないです、してはいけない。私が運転したんで、自分が確認しなかった私の責任だと思うので、言い訳がましいことは言いたくなかったので、それで、それは判断させていただきました。 ▽朝日新聞社 **記者そこに至るお気持ちというのは、最初の、その、*****(聞き取れず)なんですけど、最初の****(聞き取れず)されていて、時間が経つにつれ・・・ ●上地はい、おっしゃ、おっしゃる通り、大混乱、大混乱をしてたんで、これは自分の責任で取るべきだという風に感じたっていうのは、ちょっと時間が、選挙、選挙中だったっていうこともあったので、かなり混乱をしてて、明日の選挙運動、今日どうしよう、今日は、今日はこういう、こういう日があって、今日はこれも頭にあったんで、ちょっと整理ができなかった。これは私、むしろお伝えした方がいいと思うんで、熟考を重ねた結果の文章だとご理解いただければと思います ▽朝日新聞社 **記者ちょっと今日のこのtwitterの内容と、はい、記者会見の。はい、ええ、もしも、もし可能であれば、そこで、こうお気持ちですとか、その、市長として、候補として****(聞き取れず)、心境固められた経緯、固められたその気持ちの変化も少し伺えると。 ●上地 ですから、全く知らなかったということに関して、初めはですね、知らなかったからある意味仕方がないのかと思ってることがあったんです。全く、寝耳に水だったんです でも、よく考えてみれば、これ、私、公職にある人間だということに気が付いて、気がついてっておかしいんですが、これはやっぱりきちんと責任を取らなきゃいけないなっていう風に、揺れ動いてったっていうことも事実です。  それは、選挙が始まってたので、そればっかり、頭がばっかりだったんで気がつかなかったんで、適切に考えれば。私は、きちんと話をしなければいけない、全てきちんとお話をしなければいけないんだという風に思いまして、それにちょっと時間がかかっているという風にご理解をいただければと。 ■■■****記者(聞き取れず)ーーーーー▽****記者(聞き取れず)****(質問聞き取れず) ●上地いや、もう少しだったと思います、はい。納付したことは事実です。 ■■■毎日新聞社 福沢記者ーーーー▽毎日新聞社 福沢記者この車は任意保険入ってたんですか? ●上地任意保険は入っています。 ▽毎日新聞社 福沢記者それは妻と上地さん自身2人入ってる? ●上地この車を運転している家族です。 ▽毎日新聞社 福沢記者 あと子供2人も入るんですか? ●上地今ちょっと確認してないですけど、少なくとも2人は事実です。それもちょっと確認をしないと。任意保険は毎年毎年やってますので・。  ■■■神奈川新聞 矢部記者―――――▽神奈川新聞 矢部記者最後の質問でございます。はい。 事実関係で、最初の、警察から声をかけられて事案が発生した後ですね、(上地選対)陣営であったり、市の秘書課など連絡の経路っていうのは、上地さんの方から、市長のほうから。 ●上地連絡経路っていうのは? ▽矢部記者どういう風にこう、まず最初に誰に伝える?この事案について、最初に伝えたのは? ●上地いや、だから、まず、この、うち、事務所とか他にもですか? 多分秘書課は。うちの職員は多分、多分、誰も知らないっていう風に思います。 自分の中で悩んだことだから、知らないと思います  ただ、文章を重ねていくにはどういう風に思考したらいいのかっていうことは、やっぱり選挙の最中なので、それと、やっぱり陣営の中で色々話をさせていただきました。秘書課は、公務じゃないので知りません。 ▽矢部記者陣営は最初どなたにご連絡をしたんでしょうか?相談というか。 ●上地(氏名不詳人物A・氏名不詳人物B・司会者のほうを向きながら)相談というか。多分この3人、3人。はい、3人だったと思います (以上、約30分間の記者会見)
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        25.06.25 Wed

        【横須賀市長選挙2025を過ごして】

        横須賀市長選2025が終わりました。上地市長が3選を果たし、私が全力で応援(お仕え?)したおばたさおりさんは落選しました。すでに市議会議員としての日常が再開しているため、ブログにしたためるのもままならない感じでしたが、お力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。おばたさん、お疲れさまでした。そして、上地市長、おめでとうございます。続きは本会議場で…。■誹謗中傷について選挙に先立つこと2か月半前にも、小幡さんを中傷する不気味な手紙が私の事務所に届いていましたが、選挙期間中に、さらに悪質でひどい内容の手紙が再び届きました。この手紙がどの程度の範囲に送られているのかは現時点(6月26日)でもまだわからず、情報を集めています。他にも、選挙期間中に出た記事とも呼べぬ間違いだらけの内容に「横須賀政界関係者A」氏なるコメントが多用されていたり出所不明の偽情報が選対メンバーに寄せられ、対応に追われたりまあまあ色々ありました。市長選に出れば、誰だって、何かしらの中傷を受けます。しかし、若い・完全無所属の・女性候補に対するそれは、かくも酷いものでした。若い・完全無所属の・女性候補でなければ、絶対に受けないレベルの中傷でした。それでもおばたさんは、必死に耐え抜いて、選挙期間中、皆さんと向き合いました。ただ、一連のそれらを、当事者の一番近くでまざまざと見せつけられたことで、「やはり、このまち、この国には、ジェンダー平等を進める人がまだまだ足らない」と痛感するとともに、やっぱり頑張らなきゃな、と私も奮起できました。市議としての活動と並行して、市長選の選挙後の様々なことも続きますが、引き続きやっていきます。■おばたさおりさんのもとに集まった仲間たちについて次は明るい話。選挙未経験のボランティアがたくさん集まり、いわゆる”選対”(=選挙対策本部とか、選挙対策チームとか、そういうもの)をつくってくれたことは、本当に心強かったです。なにより、新しい横須賀って、こういうみなさんと作るものだよなやっぱりと、私自身が希望をもてました。みなさん、本当にありがとうございました。ありがとうを伝えたいお名前を挙げればきりがなく、何百名にもなってしまいますが…特に、あんなさん、翔君、しづこさん。チームの支えであり、私の心の支えでもありました。そして、この3名のおかげで、私自身、自分の市議選の際に、私が選挙運動を外へ出て行ってしている時間に、事務所を支えてくださる方々がどのような気持ちでいるのかについて、改めて思いをはせることができました。そしてこの「政治」という不思議な世界は、間違いなく、アップデートしなきゃならないと、痛感しました。参考)SHO Farmの農民ラジオ そのあたりのお話が3名の声で直接きけます。ぜひ聞いてみてください。https://open.spotify.com/episode/2HXZ8Xu5TCnIKKd509QwpO?si=BOsUH78lT4WQ3tpZFbdHfQ■これからのこと6月定例議会の報告も満足にできぬまま、市長選を経て、間もなく7月になろうとしています。上地市長の2期目の任期は7月9日までなので、上地市政3期目は7月10日に始まります。それまでの間にも、様々な動きはあると思いますが、まずは選挙期間中に待っていただいていた、市民の方からのご相談に向き合って、少しでも前に進めようと思います。
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