2018年09月12日
【多様性を大切にするには~性的少数者のパートナーシップ制度~】
性的少数者(セクシャルマイノリティ)のカップルを、パートナーとして公的に認める「パートナーシップ制度」の導入に、横須賀市が動いています。
昨日(9月11日)の平成30年第2回横須賀市人権施策推進会議の様子が報道されています。
■参考記事 パートナーシップ制度「早期導入検討」 横須賀市推進会議 カナロコ(神奈川新聞)2018年9月11日
http://www.kanaloco.jp/article/359644
本文中に「委員から『スピードを重視して要綱でスタートするのがいい』など、要綱による方式に賛同する意見が多く出た」とあります。現在、「条例」でパートナーシップ制度を定めているのは東京都渋谷区のみです。条例をつくるためにかかる時間と、当事者のかたがたの待ち望んでいる制度を早くつくらねばというところを考えてのご意見だと思います。
また、この会議の他にも、現在横須賀市では「横須賀市男女共同参画推進条例」に、性的な多様性について明記するため、「男女共同参画審議会」での議論が進められています。
「自分らしく生きたい」と渇望する感覚は、「自分らしさ」を虐げられたことのある人しか理解できないものなのでしょうか?私はそうは思いません。
誰かに何かを言う前に、twitterに書き込む前に、LINEでメッセージを送る前に、ちょっと立ち止まって考えれば、誰でも尊重できると思います。パートナーシップ制度を作ることに反対の意見も他自治体での制定過程では見られるようですが、「自分らしく生きたい」を、私は応援しています。
■参考 (過去の資料・議事録などがダウンロードできます。直近の未アップロード資料は、市役所にいけばもらえますが、平日市役所にいけないかたは私にお声かけくださればお届けします)
1)横須賀市人権施策推進会議
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2420/30suisinkaigi.html
2)横須賀市男女共同参画審議会
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2420/shingikai/30shingikai.html
3)平成30年第1回人権施策推進会議 配布資料から パートナーシップ制度に関する調査
http://katoyusuke.net/wp-content/uploads/2018/09/18091201.jpg