2017年07月15日
【市議会議員って、何やってるんですか?その2】
■ 当選してから、2週間の間におきること・おこなうこと
6月25日に横須賀市議会議員補欠選挙にて当選した加藤ゆうすけですが、その翌日から現在に至るまで、どのようなことをしていたのか、きっと皆さん「???」だとおもいます。「普段市議会議員が何しているのかも知らないのに、当選してからのことなんてわかるわけないでしょ」という感じだとおもいます。と、いうわけで、今日はその2週間をお伝えいたします。
まず、翌26日には、当選証書と徽章(きしょう。議員バッジのことです)を受け取りました。
カナロコ:横須賀市議補選:加藤氏、田中氏が初当選
27日には、初当選議員説明会が行われました。議員として活動する上で、市役所の組織や議会の機能について、基本的かつ事務的なことを議会事務局から教えていただく場です。
そして、書類をたくさんいただきました。
どーん。
市役所は「やる組織」で、議会は「決める組織」と、私が演説でお伝えしていたのをお聞きになったかたもいらっしゃるかと思います。
「やる組織」=各執行部(政策推進部、とか、福祉部、とか、そういう分け方です)が作成している計画などの資料、予算・決算の資料、その他…たくさんの資料を一度に受け取ったのです。
なお、目を通す資料はもちろんこれだけではありません。過去の本会議・委員会の議事録に目を通さねば、現在の議論についていけません。机の上に書類を積み上げている写真をよくSNSにアップする先輩議員さんがいらっしゃるのですが、その意味が実感を伴ってわかった瞬間でした。
こうして「議員活動」の準備を進める一方で、当然、「選挙の後片付け」もしなければなりません。まずは、事務所の片づけです。
30日に、浦賀に置いていた事務所を片づけ、返却しました。議員さんによって異なりますが、今回の私と同じように、選挙期間中限定で使用する事務所を借りるケースが多いようです。(余談ですが、事務所の荷物は全て浦上台の一人暮らしの自宅に運び入れましたので、今私の部屋には寝場所以外のスペースはありません。あぁ。)
そして、収支報告書の作成です。内容については改めて記しますが、「ボランティアで手伝ってくれたかたの住所も書く」「領収書が無い交通費は、別途まとめて一枚の紙に記録する」など、慣れないルールに則り粛々と進めていく、そんな感じです。
7月7日には、加藤ゆうすけが所属する「委員会」が、都市整備常任委員会に決まりました。
■「委員会」とは?
→「決める組織」である議会。最終決定(議決といいます)は「本会議」で行うのですが、専門的な話を、効率よく行うために、「委員会」というものを置いています。
そして横須賀市には5つの「常任委員会」というものがあり、その中の一つである「都市整備常任委員会」に、加藤ゆうすけは所属することになりました。
この委員会が担当する内容は「環境行政及び緑政・港湾・土木・建築」です。例えば「この道路が県道から市道になります」とか、「新しく航路が増えます」とか、そういう内容は都市整備常任委員会が話し合う内容ですね。
(なお、5つの「常任委員会」のうち、「予算決算常任委員会」という、予算決算について集中して議論する委員会は全議員参加なので、全議員は最低でも2つの委員会に所属することになります。加藤ゆうすけももちろん含まれています。)
このほかにも、さっそく地域の集まりにご招待いただいたり、市民相談を受けたり、今後やっていきたいことを駅頭活動でお伝えしたりと、目まぐるしく動く2週間でした。
今日はこのあたりで。