2016年11月13日
ちょっと離れたまちと付き合うことでわがまちを救う
【ちょっと離れたまちと付き合うことでわがまちを救う】
先日、福島での活動で仲を深めたかたがたのイベントをお手伝いしてきたときに改めて思ったこと。
そのイベントの主催側で動いていたかたがたの中には、というより半分くらいは、福島出身でもなければ、福島に住んでいるわけでもない、東京のかたがたでした。いずれも、震災を機に福島と縁ができ、福島に足しげく通いつつ、福島を盛り上げる活動を東京在住のままひたすら続けてくださっています。
このかたがたがお住まいの地域に、将来何かが起きたときには、私はかならず助けにいきます。
おそらく、私以外の仲間も、助けにいきます。
違うまちに暮らしていれば、例えばA市が大雨洪水に見舞われていても、数百km離れたB市は被害が無いから、すぐに助けられるでしょう。【ちょっと離れたまちと付き合うことでわがまちを救う】とは、そういう多様性です。
もちろん、福島の応援し続けてくださる方々は、いつか助けられることを期待して行動しているわけではなく、ただひたすらに福島を応援し続けることを楽しみながらやってくださっています。そういう意味では、【わがまちを救う】ためにやっているわけではない。
でも、結果的に、【わがまちを救う】ことになるんだったら、これは素敵なことだと思うんですよね。
わがまち横須賀市は、福島県会津若松市と友好都市提携をおこなっています。
会津にも、私が福島での活動で出会い、ともに社会変革を目指した高校生たちがたくさんいます。
古くは12世紀、三浦半島の武将が源頼朝より会津の土地を与えられたことに始まり、近世では江戸湾を守るため会津藩士が横須賀に移住したりと、なにかとつながりのある2市が【ちょっと離れたまち】として、お互いの特色を生かしながら助け合えれば、素敵だなぁとおもいます。