2018年09月20日

■産後ケアは訪問型のニーズある (9月19日 一般質問後半1日目)

9月19日は一般質問後半1日目でした。

9月定例議会の一般質問は、前半後半に分かれます。

気になったことを紹介します:



■切れ目のない母子支援

横須賀市では、「産後ケア事業」として、産後4か月までのお母さんと赤ちゃんに対し、市内の助産院などにおいて助産師による専門的な母子のケアを提供しています。産後の体の回復やリフレッシュを図り、安心して子育てが楽しめるようにサポートすることを目的としています。



この「産後ケア事業」は市内3か所で提供されているのですが、兄弟が保育園・幼稚園に通っている場合などは産後4か月までに通うのが難しいこともあります。そこで助産師が自宅を訪問する「訪問型」でのサービス提供について質問がありました。



市長答弁では、「訪問型のニーズはある」「産後の体調が不安定な時期はきめ細やかなケアが必要」と前向きな内容がありつつも、「現段階では①他都市で実施されている訪問型は、本市のこんにちは赤ちゃん事業とほぼ同じであり、②訪問型を実施可能な事業所が1か所しかないため全域をカバーできない という課題がある」と課題も示され、今後検討されるとのことでした。



※補足 こんにちは赤ちゃん事業について

母子健康手帳交付後の妊娠初期からの子育てに対して、切れ目のない相談体制を整えるため、生後4カ月までの乳児のいるすべての世帯へ保健師・助産師などが訪問し、養育環境の把握および育児不安の軽減を図っています。



■教職員の多忙化解消取り組んでいます

鎌倉市で2018年7月から開始された、放課後保護者などから学校にかかってくる電話をコールセンターに送るという取り組みを例に多忙化解消の取り組みに関する質問がなされました。

市長からは、「いい提案だ。市の各種イベントでもコールセンターを活用している。大量に同じ問い合わせがある際、例えば体育祭などについては活用できる。一方で、各校への教育に関する問い合わせは結局誰かに取り次ぐだけとなる。鎌倉市の場合、指導部長が一手に受け、土日は指導課長が一手に受ける。つまり、このかたが24時間体制になってしまう。また、現場で済めばすぐに解決できるものを、ぐるぐる回った結果保護者とこじれることもあるかもしれない」と答弁あり、解消に向けた体制整備の難しさも示されました。



■ポケモンGOイベントは費用対効果とても高い◎

8月29日から9月2日まで実施されたPokémon GO Safari Zone in YOKOSUKAの設営含めた全体経費は3,400万円だが、市の持ち出しは97万円(横断幕など)のみで、費用対効果が大変高かったことが示されました。

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