2022年03月21日

【大雨対策】(2022年3月定例議会 生活環境分科会)

ここ数年、毎年のように市内で大雨時に浸水被害が発生します。





それもそのはず、かつて下水道管が敷かれた際には想定していなかった量の雨がごく短時間に降るため、排水能力が追い付かないという現状があります。





下水道は市内に張り巡らされ、これを一気に交換することは財政的にも技術的にもおよそ非現実的ですので、計画的に設計・工事を進めることとなります。新年度予算においても、特に浸水被害の頻発するコースカ前の雨水排水能力をあげるための設計に取り掛かるための予算が計上されています。





また、コースカ前のように、市内で大雨時に浸水被害が頻発する個所はいくつか特定されています。





このため、浸水被害が頻発する個所の下水道マンホールに水位計を取り付け、浸水の危険を早期に発見する取り組みを、新年度予算で行います。





私も、大雨のたびに自宅が浸水する恐怖におびえるかたから直接ご相談をいただいたことがあります。一気に排水能力を向上することが難しいのはもどかしいですが、水位計の取り付けや、頻発個所の把握など、上下水道局も取り組みを進めていることは、こうした地域にお住まいの方々にも、お伝えをしたいと思います。





――――質疑の内容――――――





▽p112. 下水道マンホール内水位計設置





▽加藤





先ほどの質疑で、12か所設置、コースカ・上町・森崎・西浦賀・西浄化センター入り口あたりを想定、と答弁いただきましたが、それら地域の方には、今回水位計つきますよと、周知されるのでしょうか?





●計画課長





先ほどお話ししました通り、まずは実際の水の流れを分析するのを一義で考えています。ゆくゆくは、見せ方も含め、どういった情報を提供すると有用か並行して考えねばなりませんが、現段階ではまずは把握・分析を主に考えており、今の段階では地元への周知は考えておりません。





▽加藤





今回(水位計を)つけていただくのは、おそらく、よく浸水する場所、なのだとおもいます。そういう意味で申し上げると、そこに住んでいる方って落ち込んでいらっしゃって、なんでここ(の家を)買ってしまったのだろうとおっしゃっている方も相談を受けたことがあります。市役所はちゃんと気にしているんだよと示す意味でも、こういった事業が始まりましたが展開はこれからですと、アナウンスだけでもいいのでいただければと思いますが、いかがでしょうか。





●計画課長





はい、お話し差し上げたのは設置の趣旨ですので、いま委員からいただいたお話は全くその通りだと思います。ですので、そのあたりも含め、前向きに、広報の話も含め、検討してまいります。





――――質疑の引用終わり――――――










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